こんにちは仙台ショールームです。
今回は12月5日(日)に実演を行った塗装編になります。
さっそく塗っていきたいところですが塗装する前の下準備としてキャラグミン等レジンキットはそのままだと塗装が剥がれやすいので事前にサーフェイサーやプライマーを塗って塗装の定着を助けてあげる必要があります。
キャラグミンに使うオススメの下地剤はキャラグミンの成型色を生かして塗装するなら造形村「GKサーフェイサー透明」がおすすめ。透明なサーフェイサーなのでポイント塗装で仕上げたい方にピッタリです。フル塗装に挑戦する方にはファレホ「プライマースプレー」、透明以外の造形村「GKサーフェイサー」もおすすめです。
今回の実演では造形村「GKサーフェイサー」とファレホ「ホワイトプライマースプレー」を使用しました。
ファレホでポイント塗装
筆塗りをするコツはファレホは原液のまま使用できますが塗りにくい場合塗料に対して1割程度、溶剤や精製水を加えます。
まず縁になる部分を丁寧に塗ってから、その内側を塗ります。
塗るときの方向は一定にして、重ね塗りをするさいはしっかりと乾燥させてから塗り重ねましょう。
籠や食材などの小物はそれぞれの質感を意識しながら塗ろう。
髪の毛や服にハイライトや影を入れてみよう1(ファレホ・MMPの塗料を使用)
エアブラシで塗装の場合カラーと溶剤の割合の基本は6:4ですがもう少し多めに溶剤をいれるとグラデーションを入れ易くなります。溶剤が多くいれるほどを塗料が流れやすくなり、弾かれる場合があるので注意しましょう。
帽子の黄色の部分のグラデーション
下地はMMPカラーのオレンジに塗装してその上にハイライトになるようにゲームカラーのサンイエローで塗装しています。
縁の部分にオレンジが少し残るように吹き付けます。塗料を絞って少しずつ塗装するのがコツです。
服に影を入れる
薄紫の影をいれています。
下地はゲームカラーのデッドホワイトで塗装。影の色はゲームカラーデッドホワイト、ゲームカラーヘックスドライケン、モデルカラーウルトラマリンを7:2:1で混ぜた塗料を使って塗装しています。
影が強くでる矢印の方から上に抜けるように塗装すると自然な感じに仕上がります。吹き過ぎてしまった場合は下地に塗装したデッドホワイトをハイライトになるように塗装すれば修正可能です。
ハクメイの帽子の青部分、髪の毛もカラーを変えて同じように塗装しています。
瞳デカールを貼る
使うデカールをシートから切り出し水に浸します。
30秒ほどで台紙から剥がれるので瞳のくぼみに合わせてピンセットを使って貼ります。
デカールを貼りつける部分にマークセッターなどデカール用の糊を貼る部分に塗ってあげると、よりデカールの定着力が上がります。
デカールの貼る位置は前髪を合わせてバランス良く貼りましょう。
デカールの位置が決まったら綿棒でデカールの下の水分を取ります。
デカールが乾いた後はクリアーでコーティングしてあげると塗膜によってデカールがはがれにくくなります。(実演では艶消しバーニッシュを使ってコーティングしています)
完成
塗装が終わったパーツを組み上げて完成です。
瞬間接着剤を使って組み立てていきます。(実演では造形村の瞬間接着剤高強度タイプ 「剛着」を使用しました)
今回作ったキャラグミン「ハクメイ」は再生産分が店頭でも販売しております。
「ハクミコ」シリーズの全6種類が今なら全て揃っているので気になる方はチェックしてみて下さい。
店頭のキャラグミンコーナーではより詳しい組み立て方や塗装方法を紹介しております。キャラグミンに限らずガレージキットの製作に困ったら仙台ショールームへのご来店をお待ちしております。