東北6県の模型好きの皆様、こんにちは。
仙台ショールームの中野です。
東北は各県のお祭りフィーバータイムも終わり、忙しさも終わると思いきや台風に雨!
湿気の多い暑い日という塗装には向かない日々が続き、模型熱が燻ります。
さて、今回はそんな湿気台風雨霰関係無しに楽しめる模型の紹介ですよ!
のんびりもけい(ディフォルメキット)に続き、今回は気楽に平日に制作できる模型をご紹介します!
最近、ツイッタ―などでも人気急上昇中のアイテム!
塗装まで含めて、1日1個は完成させられるキット!1/3000「集める軍艦」シリーズ。
小さいですからね。エアブラシ使わないし、湿気も怖くない!!
昔からのモデラーさんはご存知の方も多いと思いますが、再販ではないんです!全てリニューアル!
細密な金型で、1/3000の中にぎっしり情報を詰め込んでいます。
小さいだけに、色々なアイディアで楽しむことができます。
小さすぎて逆に難しそうだ…。
うむ、そう思ってしまいがちですが、違うんです!
これが意外と簡単!筆で先端をこすりつけるように塗料を置いていくと、小さなキットでも塗りやすいんですよ。
しかしながら、ある塗料に限定した簡単な塗装法があるのです。
それは、ボークスがオススメする水性塗料 「ファレホ」 を使う方法!
小さいので、はみ出し部分のリタッチが必要になりますが、乾燥してしまえば上塗りしても下塗装を溶かさないという隠蔽力の高いファレホならとっても簡単!!
こればっかりは塗料の特性なので、他の塗料ではそう上手くは行きません。
さらに、ファレホは乾燥も早いのでサクサク作業が進んでいきますよ。
簡単にペイントをするだけなら、戦艦1隻と駆逐艦1隻を組み立て〜塗装まで1時間程度で完成してしまいます。
超楽しいですよ!だってドンドン増えるから!!
1日1隻。目指せ、机上の大艦隊!!です!(タイトル回収)
さらに、作り込む方用にエッチングパーツが発売されています…このサイズでですよ(笑)。
もう、フジミ模型さんの情熱を感じずにはいられません!
さてさて、ここで店内に展示しているお客様の作品をご紹介しましょう。
台湾海峡でシーライオンの雷撃を受ける、大和・長門・金剛をヴィネットで再現!
一つの大きなジオラマにするのではなく、それぞれ分割して段差のある3連台座に収めている発想が新しいですね!
展示物としてオシャレなだけではなく、個々の艦船がまるでカットインのようにクローズアップされています。
そのため各艦の存在感が増し、それぞれをじっくり見てしまう不思議な吸引力があります。
内地へ帰還するため、危険海域であるバシー海峡を嵐に乗じて通過。
道も半ばを過ぎ台湾海峡へ!
徐々に近づく本土への想いも強くなる中、荒れた海を追跡してきたシーライオンによって放たれた6本の魚雷が、二水戦の警戒空しく矢矧を先頭に単縦陣で海峡を航行する艦隊に迫る!!
2本の魚雷を被雷し、悲鳴を上げる金剛。
すんでの所で躱した長門の前面を通る雷跡は、この後浦風へと吸い込まれ…。
毎度の海面制作の技術と水飛沫の表現、エッチングパーツと張り線によってリアリティを与えられたこの作品。
写真では1/3000とはとても思えません。
このスケールでは再現の難しいマストがエッチングによって補完され、細密さが一層上がっています。
1/3000というスケール感を計算した、明るすぎず暗すぎずの絶妙な色合いの塗装が見事です。
こちらの作品は、1/3000 軍艦・軍港シリーズコーナーにて展示中です!
1隻1隻をじっくり見てみたい方は、是非仙台ショールームにご来店ください。
なお、初心者の方がディテールアップに挑戦される場合は、手摺りやメインのみ数本を張る、あるいは本数を少なくした空中線からチャレンジするのが吉です!
手摺りや空中線があると、リアルさがグッとあがって、一気に凄みがましてきます。
難易度の高い空中線の貼り方は、船舶模型用極細金属貼り線「メタルリギング」を販売する、モデルカステンさんのYoutube公式チャンネル内にある「Takumi明春による「メタルリギング」の使い方!」がオススメです。
ご覧いただくと、疑問や不安が一気に解決すると思いますので、是非チェックしてみてください。
仙台ショールームの「1/3000 軍艦コーナー」では、お試し用の軍艦単品販売を行っております。
また、ファレホカラーの色が分からない!という方のために、使用する色もコーナーに集めて販売しております。
腕に自信のある方も、気楽に楽しみたい方も、たくさん作って満足できるフジミ模型の「集める軍艦・軍港シリーズ」を一度作ってみませんか?