皆さんこんにちは。ボークス名古屋ショールームのスタッフMです。
冬将軍の急な南下に驚きながら、前回に引き続きキャラグミン「1/7 カチューシャ&ノンナ」を作っていきますよ!
~前回のあらすじ~
パーツ確認後、キャストクリンで一気に離型剤を落としたスタッフMは、パーツ整形に向かうのであった。
さて、キャラグミンのようなガレージキットは、シリコン型にキャストを流し込んで成型するため、パーツによってキャストの通り道になる湯口が結構大きいものがあります。
ノンナさんの上半身パーツですが、右肩の湯口部分をこれから整形していきます。
まずはニッパーでざっくりと切ります。
この作業で絶対に薄刃ニッパーは使わないでください! 刃が欠けたり曲がったりしてしまう恐れがあります。もったいない。
またニッパーで湯口とパーツのギリギリのところまで切ってしまうと、パーツが白くなってしまいます。
そこで、デザインナイフなどで少しずつ残った湯口を削っていきます。
今回使ったのはデザインナイフではなく、こちら!
「造形村 セラカンナ(太刃)」です。
セラカンナは刃がセラミック製なので、デザインナイフなどのような「刃物が滑って手を切る」というトラブルとは無縁のアイテムなのです。
セラカンナで湯口を削ぐこと数分......
湯口がキレイになりました!
若干白くなっているところはこのあとヤスリなどでならしていきます。
小さいキットや少ないパーツ数なら全部手作業でやってやる!
となるところですが、今回は手っ取り早く完成させたいので文明の利器を頼ることにしました!
造形村から自身を持ってお届けするハイスペックモーターツール!
ダイヤモンド先端工具30本や、フットスイッチが付属しているので造形をする方にもおすすめです!
この「ビルドマスターブラック」を贅沢に使い、どんどん湯口を削っていきます。
※非常に大量の削り粉が出ますので、必ずマスクや集塵機をご用意下さい。
はやい!
楽しい!!
......と、じゃんじゃん削っていって、残ったのはパーティングライン。
パーツが作られる時に発生する段差のことをパーティングラインといいます。わかりやすくするために赤い線を引いています。
キャラグミンでは、パーティングラインがなるべく目立たない所に来るように設計されていますが、どうしても気になる部分がでてきます。
足とか足とか足とか(大事なことなので3回言いました)
なので、次回は「例のアレ」を使ってこのパーティングラインをなだらかにしていきます!
ボークス名古屋ショールームでは、充実のキャラグミンコーナーとエアブラシ・工具体験コーナーで皆様のご来店をお待ちしております!
もちろん、今回ご紹介の「造形村 セラカンナ(太刃)も「ビルドマスターブラック」もホビー天国オンラインショップでお求め頂けますので、遠方にお住まいのお客様は是非ご利用下さい!
それでは、次回「例のアレ」でパーティングライン攻略! お楽しみに!