皆様、こんにちは。
福岡ショールーム、Mr.Kです。
先日は「キャラグミン組み立て実演」にご参加くださいましてありがとうございました。
今回は、実演を行いました「キャラグミン ハクメイ」が完成いたしましたので、
制作のおさらいも合わせてご紹介いたします。
まずは制作前にやっておく大切な事がございます。
それは、「パーツチェック‼」
買って来たらすぐ組み立てない場合でも、必ずパーツの不足や不良がないか、説明書を見ながら確認しましょう。
万一、不足や不良があった場合はお買い上げから2週間以内にアフターサービスにご連絡ください。
パーツチェックが終わったらお次は、
「パーツ洗浄(離型剤おとし)」
キャラグミンを始めレジン製のパーツは製造の都合上、離型剤が残っておりそのままでは塗装や接着がはがれるなどトラブルに繋がりますので、まずはパーツ洗浄で綺麗にしましょう。
パーツ洗浄でおすすめなのは、ボークスの離型剤落としスプレー「キャストクリン」!
使い方はとっても簡単!
1. ポリビーカーにパーツを入れてパーツ全体にまんべんなく吹き付ける。
2. 新聞紙など紙の上にパーツを広げて表面が乾いたら完了です。
洗浄が終わったらいよいよ制作に入りますよ。
制作工程は、
① ゲート・パーティングライン処理
② 塗装・デカール貼り
③ 組み立て
パーツにはレジンを型に流し込んだ際の湯口や型の合わせ目のパーティングラインがあります。
ゲートはニッパーで大まかにカットした後、デザインナイフやスポンジヤスリなどを使って仕上げます。
パーティングラインもデザインナイフやセラカンナ、スポンジヤスリで綺麗に整えます。
キャラグミンはカラーレジンである程度は色分けがされているので、今回はそれ以外の部分だけの部分塗装で仕上げて行きます。
塗装には臭いも無く、筆でも綺麗に塗れる「ファレホカラー」がおすすめです。
今回もファレホカラーを水を含ませた筆(造形村スペシャルブラシ ZM07がおすすめ)でパレットがやや透ける程度に薄めて塗って行きます。
一度に厚塗りせず、薄く塗り重ねるのがコツです。
「ハクメイ」には瞳と眉、ほほ線のデカールが予備を含めて2セット付いています。
水転写式のデカールなので、貼る部分ごとにカットして使います。
実演初日では、帽子や口などの塗装とデカール貼りまでを行いました。
実演2日目では、服の黄色とオレンジの塗り分けとスカートの裾の青の塗装をメインに行ってます。
パーツのモールドに沿って塗り絵の要領で、まず縁のラインを塗ってから中を塗る様にするとやりやすいですよ。
2日目の写真で気付かれたと思いますが、ほほにパステルでチークをいれています。
使ったパステルはこちら!
使い方は800番の耐水ペーパーで粉末状にしたパステルを綿棒で乗せていきます。
綿棒の反対側でつきすぎた部分を修正しながら調整し、最後につや消しトップコートを吹きます。
今回は、ほほのチークと帽子リボンの先の部分にパステルを使っています。
背中のカゴや野菜も造形村スペシャルブラシ ZM07で、丁寧に塗り分けていきます。
慌てず、薄めた塗料を塗り重ねていくのがコツですよ。
塗り終わったら、バーニッシュを塗ります。
バーニッシュには「グロス(光沢)」「サテン(半光沢)」「マット(つや消し)」の3種類がありますが、今回はカゴに「マット」野菜に「グロス」を使います。
使い方はとても簡単!
パレットに適量出したら、筆でサッと塗るだけ!
バーニッシュを塗ると、ファレホの塗膜がとても丈夫になり、ちょっと擦ったくらいでは剥がれたりしなくなります。何よりこのツヤ感がとても良いです!
実演会後もカゴや果実類の塗装など少しづつ作業を進め、各パーツの塗装とトップコートが完了後、ゼリー状瞬間接着剤「盛着」を使って組み立てを行いました。
「ハクメイ」はカゴのパーツが重く足も小さく重心が後ろに掛かってしまうので、胴体とカゴの接合と両足とベースの接合部分に金属線を通しています。
パーツに付いているガイドの印に合わせてピンバイスで1mmの穴を開け、1㎜の金属線と盛着でパーツをしっかり着けます。
完成した作品はキャラグミンコーナーに展示中なので、ぜひ店頭でご覧くださいね。
福岡ショールームは年末年始も休まず営業しております。(大晦日と元旦のみ18:00閉店)
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