皆様こんにちは!
まだまだゆきますファレホペイントコンテスト4作品紹介!
今回はスケールモデルフロアが担当させていただきます!
そして今回はなんとォ!
まとめて6作品をお持ちくださった、コンテストご常連様!
『マガツヒ』様の特集回でお送りさせていただきますよ~ッ!
スライムに襲われた仲間を見つけたシーンでしょうか。
彼らもそこそこの身長があるでしょうから、この大きさのスライムとなればもうそれは雑魚モンスターではなく単なる怪物ですね。
・キットのポージングを上手に活かしたシーン作りが成されております。
フィギュア、ベース、ドロドロと多彩な質感の入り混じった構成が、オールファレホ塗装によって違和感のない一枚絵にまとめられております。
・ゲームカラー「バイル」の質感が強調されたスライム。
特色系の塗料と透明素材の組み合わせは効果がバツグン!
・モンスターにとってもモンスターは怖いってことですね。こわいね。
居合わせたくはないシーンではありますが、若干のコミカルさを含んだダークなジオラマ作品といえます。
誰もが知っている、あの国際的な人気作品「エヴァンゲリオン」からエヴァ初号機の登場です!
「Yoshi.」先生によってアレンジされたエヴァ初号機を、ヌルッとした質感にて仕上げていらっしゃり、カッコ良さと共に不気味さをも同時に演出していらっしゃいます!
各部のディテールに合わせて、シャドウ入れ等を行い、密度感をさらに上げていらっしゃいます!
そして発光している目は、まさしく暴走状態そのもので、今にも動き出しそうな迫力があります!
背部の細かな塗り分けはもちろん、それぞれの頂点部分に仕込まれた「赤」にもご注目!
光が反射しているとも、「ウチナルケモノ」としてのエネルギーが溢れてきているとも捉えられる表現は、作品をググッと引き締めてくれています!
エヴァ初号機は夜の街を闊歩するイメージが強く印象付いています!(恐らくサキエルと第4の死徒のせい!)
ヌルッとした光沢仕上げは、まさに夜の街の光が反射しているような雰囲気で、マガツヒ様の「エヴァ初号機」への"解像度の高さ"をこれでもかと感じられる作品となっております!
「そろそろミリタリーファンから怒られるかな?」←全然大丈夫ですよ!楽しく作った者がちです♪
毎度一風変わった作風のマガツキ様のスケール作品、今回は日本古来の伝統工芸品を思わせるような素敵な作品となっておりますね!
早速ご紹介いたします。
すりガラスのフレームに漆器を連想させるライトニングⅡが鎮座する、斬新な作品となっております!
最新鋭戦闘機が、日本の伝統工芸と融合!この時点で面白い!斬新な構図でありますが、なぜか心が和んでしまうのは、各部品の彩色に工芸品が連想できるからこそ成せる技!
機体塗装が漆の黒色であれば、内部塗装は鮮やかな紅色。STOVLを行う機関部は、彫金細工の様な仕上がりで、伝統工芸がふんだんに使用されております!
スミ入れも金を基調とし、とても高級感のある仕上がりとなっておりますね! キャノピーは螺鈿細工を模しており、機体塗装の漆喰によく映えます。
機体の背面も丁寧に塗り込まれていますね!リフトファンは金箔貼り、エンジンノズルの眩しい金の輝きは、おりんの様。
機首部分の電子光学照準システムは、翡翠細工になっており遊び心満載ですね!
いかがでしたでしょうか?「最新鋭戦闘機」と「日本の伝統工芸」との融合。アイデア満載で、こんな作り方や楽しみ方もあるのか!と、非常に素敵な作品でした♪
これは珍しいッ!
以前、ボークスが「x-brand」にて販売していた限定商品「劔もて光導きし乙女」ですね!
ご覧の通り、透明レジンがふんだんに使用された、当時としては非常に贅沢&制作難易度の高いキットでありました。
初出はなんと2003年。実は「マブラヴオルタネイティブ」発売前なのですよね・・。
さてそんな悠陽殿下!
もともと瞳が特徴的な「âge」作品の中でもとくに印象的な悠陽殿下の美しい切れ長の流し目を、ファレホによる面相にて見事に再現!
煌びやかな装束のなかでも、しっかりとお顔を見せつける面相塗装は流石です。
煌びやかな装束!
陰影や刺繍にファレホを使用されているとのことで、なるほど、のっぺりとしない活き活きした衣装の動きが見て取れます。
ラインテープによって施された模様もセンスを感じますね。
お足元にも・・
ひと工夫が!
光を拾うと様々な模様が浮かび上がってきます。
「劔もて光導きし乙女」にふさわしい、光の演出。お見事です!
作品の移動をしている時に、目で得られた情報と実際の重さの違いが大きすぎて、大変驚きました!!!
凛々しい端正なお顔から、じっくり眺めていきましょう、元のピカさまより配色が一色、減っているのも色のバランスを取る、絶妙な感覚の中で生まれるものだと思います。センスが光る!!!
青の使い方、ファレホの中では特殊な性質を持つエクスプレスカラーの使い方に一石を投じる、素晴らしい表現方法です。
ファレホは全般的に筆ムラが出にくい塗料なので、このように使ってみようという発想、そして筆運びが素晴らしいです。
背面からの一枚です。右前脚やおしりにも「金継ぎ」の表現が施されています。シッポの付け根の藍色の濃淡がとても素晴らしいです。陶器の白さも若干透けているところが、もうホンモノです!!
いろんな角度からお送りしてきましたが、この金継ぎ部分が雷に見えたりするところも、とてもオシャレですし、何よりエクスプレスカラーの新たな可能性を追い求め、素晴らしい表現が生まれ、皆を驚かす美しい作品を完成させてしまう。凄すぎます!!! ぜひ実物を見て頂きたい作品です。
あぁ名古屋城がッッッ!!
どうやら城内で温められていた卵が孵化したようですが・・?
詳細は不明です!いいのです!フリー部門なのだからッ!
ひとまず、全体のまとまりを見てもマガツヒさんの世界観構築の巧妙さが伝わってきます。
主役のドラゴンから!
瞳の輝きから陰影・汚れなど、ドラゴンの生物感をこれでもかと強調する見事な塗装です。
こころなしかドヤ顔にみえる表情付けも素敵です。「産まれたったわ。今。」
ブっ飛んでるお城も。
ブっ飛んだ作品なのでわかりにくいですが、よくよく見ると屋根壁の汚し塗装や石垣の描き込みなど、お城模型の基本的な見せ場はばっちりです。
確かな技術に裏打ちされたブっ飛びなのです。
踏まれ、蹴られたかにも見える戦闘車両・・。
ドラゴンは今まさに産まれたっぽいのに、一体何が・・?
そういえば、全体写真の左側、よく見ると大きな凹みとなにかの「跡」が見えるような・・。
ブっ飛んだ題材ながらもたしかな塗装技術で表現された、ストーリー性を感じさせるジオラマ作品。お見事です!
今回の作品紹介はここまで!また次回をお楽しみに~!
ファレホペイントコンテスト4まとめは以下の通りだっ!