皆様こんにちは!ホビースクエア秋葉原用品コーナー担当★野です。
本日も皆様に耳よりの情報をお伝え致します!
以前、エアブラシと筆塗りの併用をこのショールームニュースにてご紹介しました。
さて、今回はその延長線上で、ファレホを使った筆塗りの応用方法をご紹介します。
かなりピンポイントな塗装方法ですが、他の事柄でも使用できる局面があるかもしれません。
それではまずは、塗装するパーツからご覧いただきましょう。
とりあえず本体色をぬりました。
ここから、側面の「窓枠」を塗っていこうと思います。
右側の少し大きなボートには、ちょっと先走って窓が描きこまれていますね・・・
このくらいのサイズです。
かなり小さいので、既に塗ってある丸い窓枠はともかく、角ばった窓枠はサイズ的に一見難しそうです。
のっけから、いきなりきれいな黒線を引けるわけではないので、上か下か、いずれかをキレイにすると意識して塗ります。
今回は、なるべく下のラインがキレイになるように塗りました。
どうでしょう見えますかね?
上のラインはちょっとはみ出してますがここでは気にしない。
続いて上のラインが気になったら最初に塗った基本色で修正します。
先程と船体を反転させていますが、右側が修正済み。左側がこれから修正ってところです。
さあ、こっからが筆塗りの醍醐味、面白い所だ!!
ここは多少の慣れがいりますが、ちょっと思い切りよくやった方が上手く線を引けます。
筆に含ませる塗料の量がポイント。自分の筆遣いに合う塗料の量を探し出しましょう。
ここは、専門のファレホホビーブラシの「プロモデラー」もしくは「ディテール」の極細筆を使用すると、含みのコントロールがしやすいかな?
筆は弊社サイトはもちろん、各店舗で豊富にそろっています。
ワールドワイドな塗料メーカーが贈る、ホビー専用に特化した筆の使い心地、是非一度お試しあれ!
こんなサイズの小さなボートですが、窓枠のエッジがしっかり出ているのが分かりますでしょうか?
ちなみに丸い窓枠も、右と左で位置がずれていたりしたので、一度基本色で塗りつぶしてもう一度塗り直したりしています。
何度かやり直しができるとなると、案外心が落ち着いてミスも少なくなり、気軽に修正できるのがファレホの嬉しい所。
ファレホのおかげで情報量を引き出す事ができたように思います。
もちろん、表現方法としてはさらに精密感の高いエッチングの貼り付けなど、もっともっとハイエンドな技術もありますが、ファレホならではの選択肢として、こんな方法もあるという事でご紹介させていただきました!
特にこの塗装は、私の技術ではファレホなしでは無理がある、ファレホだからこそ楽しく塗れる方法です。
皆さんも、ぜひご自身のジャンルでファレホの隠ぺい力の良さをご活用ください!
次回も用品のお得な情報をお届けしていきます。用品コーナー担当でした!