皆さんこんにちは!
ホビースクエア秋葉原の用品担当です。
いよいよ梅雨入りですね...
梅雨のような塗装に適さない時期だからこそ基本に立ち返って
『合わせ目消しの極意』をご紹介しちゃいます!
百聞は一見にしかずということでまずは作業前後の写真をドドーンとご紹介してその後各工程ごとにご説明させていただきます!
ドドーン!!
おおお!?
お腹に線が入っていますが、実際にはここには線は入りません。
これは合わせ目というヤツです。

ぬおおおお!!!
横にも謎の線が入っておる~~~~!!!?
合わせ目が真ん中にズバッと走っているのが一目瞭然ですね~
このままでも良いんですが、今回は『合わせ目消しの極意』のご紹介なのでササっと消していきましょう!
ほ~らご覧あれ!
無いよ!?消えたよお腹の線が!!
すげぇ!
横の線も全部消えてるじゃないですか!!
いかがですか?合わせ目がしっかり消えて美しい曲面になっているでしょ!?
なにコレ、パテでも使ったの?
いいえ、これはパテとかは全然使っていません。
なんと『接着剤』だけでこれを実現しているのです!
という訳でご紹介!
『合わせ目消しの極意』を実践するだけでキレイに合わせ目を消す事ができます!
まずは必要なツールをご紹介します!
デデン!
『流し込み接着剤』と『ヤスリ』です!
え、これだけ...?いえいえ、この2種を揃えればあなたも合わせ目消しマスターの仲間入りです!
ではでは続いて実際の作業についてご紹介していきます!
【STEP1】
合わせ目を消したいパーツ同士を合わせます。
『合わせ目消しの極意 其の壱』「パーツの間に紙1枚が入る隙間を開けておく」
この隙間のおかげで接着剤が均一にスッと流れてくれるのです!毛細管現象というヤツですね!
キレイに流し込めたらパーツをグッと押さえ込みます!
パーツ同士をグッと押さえ込むことで接着剤によって溶けだしたプラがムニュっと溶け出して盛り上がります。
これがウワサのムニュ着けなのです!!
※今回はムニュ着けを行ってから10分程度乾燥させて次の作業を行っています。
今回使用した接着剤はコチラです。
ああもう、この接着剤マジで最高なんですけど!?
【STEP2】
続いて紙ヤスリを用いた作業をご紹介します!
【STEP1】にて"ムニュっ"とした箇所が"カリっ"と硬化するのでその箇所を研磨して周りと高さを合わせます。
『合わせ目消しの極意 其の弐』「目の粗いヤスリから目の細かいヤスリへと番手を上げながら磨いていく」
大まかに削り出し、徐々に番手を上げて磨くことでキズが消えて美しく仕上がります!
今回、使用したのがコチラの紙ヤスリです!
今回は320番から400番と番手をあげて使用しています。
使い方はとっても簡単!
目の粗いヤスリから徐々に番手を上げながら大まかに"カリっ"としてる箇所を狙って磨いていきます!
余計な箇所を削ってしまうとその後の工程が大変になってしまうので、ヤスリをカットしたり折りたたんだりして作業するのが吉!
【STEP3】
続いて『スポンジヤスリ』を用いて磨いていきます!

スポンジヤスリは曲面にしっかり馴染んでくれるので今回のようなキットを美しく仕上げたいときにピッタリ!
紙ヤスリだけで仕上げようとすると平らな面ができてしまうのでその面を整えるように磨いていきます!
今回使用したのはコチラ!
『合わせ目消しの極意 其の参』「スポンジヤスリだけで仕上げようとするとデコボコが残ったまま削れてしまって美しい曲面を得られないので焦らず紙ヤスリで大まかに磨いてからスポンジヤスリで磨く」
前のSTEPで余計な箇所を削ってしまうと大変になってしまうというのはこのことを言っていたのです!
シャカシャカシャカシャカ ハイ! ピカーン!
これにて完了です!
いかがでしたでしょうか?
合わせ目消しは定番作業の一つで挑戦したことのある方も多いと思います。
今回ご紹介した『合わせ目消しの極意』を参考に改めて実践していただけたら嬉しいです!
そして今の内に基本工作を終えてしまって梅雨明けに思う存分塗装を楽しみましょう!!
今回の記事でご紹介した『合わせ目消しの極意』を実践したサンプルを店頭にて展示しております!
是非見に来て下さいね!また、分からないことがあればお気軽にお問い合わせください!
以上、用品担当でした!
次回のSRニュースもお楽しみに!
それではまた!