皆様こんにちは、ジオラマ担当です!
今回は、
を使用してミニチュアの台座作りをしてみました!!
ファンドシリーズは1977年創業日本国内製造の高級粘土ブランド アートクレイにより発売された、立体精密造形に最適な高級石粉粘土です。
2020年12月25日に株式会社ボークスがアートクレイ株式会社(令和二年解散)より事業を承継いたしました。
長く世界中の造形作家に支持され愛用され続けているファンドシリーズ、私も初めて触ったのはかれこれ15年位前になります。
人体造形、生物、キャラクターなんでも作れる魔法の粘土「ファンド」を皆様も是非一度お試しください!
こちらのリンクから特設サイトもご確認いただけます♪
そして、今回ベース作りに使用した材料はコチラ!
使用するのはこれだけです!
そして台座に乗せる主役のミニチュアには
当店店長が塗った作品を使用しました!
こちらのレジンキットも店頭にて販売しておりますので是非ご利用ください♪
この際接地面はベースに押し付けるようにしっかりと密着させましょう!
※木材に直接ファンドを盛った場合、水分の乾燥による収縮に伴い木材が歪む場合があります。
ファンドを盛る面にジェッソなどの下地材にて処理を行うと収縮を軽減できます。
足りない部分には追加でファンドを盛り付け、形を整えます。
表面の造形を終えれば後は乾燥を待つのみです!
今回の砂利地は先端が2ミリ程の球体になっているスパチュラで表面に大まかなディテールを入れたあと、爪楊枝でイメージに近づくよう細かいテクスチャをつけていきました。
又、石粉粘土は乾燥過程の段階によって、面白いテクスチャ表現をつけることもできます。
完成させた岩も三角をイメージして少し高めに盛り上げて、表面が少し乾燥した段階(盛り付けから30分ほど)で頂点から少し潰すと、岩場のようなシワの表現ができました。
ゾウの関節付近に出来るシワのようにも見えるので生物造形の肌表現にも応用できます!
表面の乾燥は1日ほどですが圧をかけると内部が乾燥しておらず潰れてしまうのでご注意ください。
中身までの完全乾燥は厚みによって乾燥時間が変わります。
今回は水性塗料ファレホを使用しました。
注意点としては、ファンドは乾燥後であっても塗料を付けた筆でこすり過ぎると表面が水分を吸い、ふやけて表面のディテールが消えてしまうので手早く行いましょう!
又、塗料を薄めにしたものを使えば、ファンドの表面が適度に吸い水彩のような表現も出来ます。
完全乾燥後であればファンドにサーフェイサーを吹く事も出来ますので、必要に応じてご利用ください♪
完成までの作業時間は3時間程、乾燥には日を置きますが手軽に作れますよ!
ミニチュアベースなどのお手軽なものからフィギュア原型にまで幅広くご利用いただけます、是非この機会にファンドをお試しください♪
それでは皆様のご来店心よりお待ちしております、次回のSRニュースもお楽しみに!