皆様こんにちはっ!
とうとうまたこの時期がやってきましたね、これが来るとあぁ~もう半年・・・・・
となってしまうものです!実際には会期が長いので更に短めですが・・・・
それはそうと最近いきなり寒くなりましたよね、お家ではテーブル生活の為、炬燵は無いんですが、実家には標準装備されており帰省した際には絶対に入って寝てやろう!と決意を固めている店長です。寒い中家にいる時間は増えます!そして冬と言えばなかなか乾燥が強い時期です、エアコンをかけたまま寝てカラッカラッ!なんて経験1度や2度ではないはず・・・・
何ていい季節なのかしら!まさに塗装にもってこいじゃないかっ!
是非皆様作品募集は始まったばかり!2023年1月15日まで続いてまいります!なんと今回「VKMペイントコンテスト10」はVKMペイントコンテストとしてはファイナル!是非ファイナルも全力でもって作品紹介させて頂きますので沢山のご参加お待ちしておりますね!それでは是非やっていきましょう、誤字脱字はご愛敬!全国屈指の作品数を誇るVKMペイントコンテスト名物っ!
記念すべき1作品目はっ!
という事で記念すべき1作品目からなんと店長大好きワールドミニズ【ビッグチャイルド社】より【暗き日輪の導き手ヴァレリア(胸像)】さんの登場です。こちらのヴァレリアさんは胸像と全身と2種類出ているんですが今回は胸像での登場です!胸像っていいですよね、手ごろなサイズに塗る面が広くなるため、自分の好きを詰め込み放題にできる!描き込み万歳な仕様が素敵なのです。
それではもうアップから見ていきましょうよ!アップから!描きこみができるといってもミニチュア!小さいことは変わらないですが、繊細に描きこまれたアイペイントや睫毛は必見ですね!めちゃ丁寧!またしろまる様と言えば結構リアルな肌の塗装が特徴的ですが硬いガレージキットに柔らかさや血の香ったようなほんのり赤い肌はまるで本物のようなのだ!
ではではちょっと引いて見てみよう!なんと素晴らしきかな金属表現!今回はコメントでもいただいておりますがファレホのメタルメディウムを用いて通常色を金属色にクラスチェンジをして塗装してくださっているのだ!混ぜ合わせることで金属色になってしまう優れもの!でもここまで重厚に仕上げることができるのは配色センスのたまものですよね!造形を生かしたとても立体感のある塗は必見です。
後ろからも見てくださいよ!配色センス!欲しいぞ、その配色センス!そして何より胸像とかって腰から下が無い分、台座も作品の印象を重要付ける1つの大事な要素だと思うのですよね~・・・・・・でっ!この台座めちゃ格好よくないかっ!木製のキューブを上手く使い、オイルステインで着色をすることでとても作品全体の雰囲気をより高級なものにしていますよね。幾何学的な配置がちょっとお堅い騎士の雰囲気を台座でも再現・・・・うん!最高だっ!
さぁ2作品連続のしろまるワールドへようこそ!先ほどのキットとはまたうって変わって雰囲気が違いますがっ!こちらもなんとビッグチャイルドより発売されているキット【龍帝ヂォウ・カン】その人なのであります。ビッグチャイルドはシリーズが本当に多くて現代っぽいものやファンタジー、叙事詩的なものまで本当に多彩ですよね!造形もバッキバキでレジンも加工しやすい硬さなので皆様もぜひおひとつ・・・・
という事で見ていきましょう!この威風堂々としたたたずまい!最高じゃないですかっ!こういった完全オリジナルキャラクター、ファンタジー系のものを塗装する際に一番皆さまが困るのはやはり配色かと思うのです!店長はいつも悩み挫折するポイント!しかして赤と青!寒色と暖色の基本色ともいえるものを見事に配置し、攻撃的な赤を肌に、そして冷静さを醸し出す青を装備装飾に使う事で王の威厳を感じ取れますよね。
そんでもって!忘れちゃならないアップ画像ですよ!アップ!いや本当にさらりとコメントで細かい塗分けが・・・・とコメントしていただいておりますが、細かさの次元が半端じゃない今日この頃っ!装備の金部分などほぼ指の皺と同じじゃないか!またそれぞれに陰影もしっかり!先ほどの先品は金属色でしたがこちらはNMM(ノンメタリックメタル)塗装で光と影を描きこむことで金属に魅せる技法・・・・光の方向が本当に分かる!すげぇ~!
最後はまた足元を見ていきましょうね!ここでもしっかりと木製のベースを・・・・・、木製のベースをですねぇ~・・・・っ!だけじゃなくもとよりついて来るベースと木製台座を見事に融合させているではありませんかっ!陰影を施し、少し明るめに床を仕上げることで作品全体のトーンをワントーン明るく仕上げてくださってますね。
頭のてっぺんからつま先、足元に至るまで神経をググっと詰め込まれている作品っ!しろまる様いつもありがとうございます。
さぁ本日最後の作品紹介はっ!全VKMペイントコンテスト9でカラーリミット部門を獲得されたスズキしんや様の作品なのである!今回もエントリーありがとうございます!めちゃうれしいです。というわけで店長の勝手な見解ですが、フロム系の造形と言えば=【ハリギリ/針桐双一】様、【ハリギリ/針桐双一】様の造形を塗る!と言えば=【スズキしんや】様、【ハリギリ/針桐双一】様+【スズキしんや】様=ご褒美!と勝手に思っている店長です。
ではでは見ていきましょう!前回のエントリーはカラーリミット部門!今回は惜しくもカラーリミット部門はなくなってしまいましたがっ、それでも今回も3色のみで塗って下さっているんですよ~!どうですかこの全体の佇まい!造形もさることながらシンプルながらやはり圧倒的な迫力が隠せない作品となっております!シンプルな塗装って本当に難しいですよね、濃淡や濃度、下地の色や薄めるための用材にトップコートなどあらゆる要素で変化していく・・・・
そんな作品のこの部分・・・みて!本当に塗の色はシルバーと黒とマゼンタのみにも関わらず塗の範囲や脳暖を調整、また艶を調整することでこれだけ多くの素材を描き分けていただいているのです!なんと言う観察眼!なんと言う塗装技術!なんと言うブラシコントロールなんでしょうか!観察できても再現は難しい、多くのトライ&エラーを経て培われたスズキしんやワールドが垣間見えますね!
個人的には後ここが大好きです!確かこちらのパーツは3Dプリンター出力だったと思うのですが・・・・それに視点も細かすぎる!細すぎる!繊細過ぎる!店長は自分で作っていたらやすり掛けの際に折ってしまうかもしれません・・・・そしてまたその1本1本の繊細な鬣?髭?なんと言えばいいのだこのパーツ・・・のこの陰影!最後に選択された1色、マゼンタを見事に使い明かるい部分と暗い部分すらをも描き分けるその技術っ!もうすべてが高レベルな作品となっております!こんな機会めったにないんだからねっ!ぜひ見に来てくださいね。
あっ!あとDARK SOULSⅢの文字・・・実は側面だけじゃなく・・・
それでは、今回はここまでっ!また次回の作品紹介でお会いしましょう!
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VKMペイントコンテストまとめは以下の通りだっ!