皆様こんにちは、鉄道フロア担当の松浦です。
今週ご紹介する商品は、TOMIX新製品「小坂鉄道 DD130形 ディーゼル機関車」と同時発売の「私有貨車 タキ29300形(後期型・同和鉱業)」のご紹介を致します。
さて、小坂鉄道とは、秋田県にあります大館市大館駅から鹿角郡小坂町小坂駅を結んでおりました貨物路線です。 現在、鉄道運行は終了していますが、レールをそのまま使い「小坂鉄道レールパーク」として≪観て・学んで・体験できる≫複合施設となっております。 |
それでは製品を見ていきましょう!
赤い機関車を重連に大きい真っ黒い貨車!いいですね。カッコイイ!
最大3重連の運行は見栄えも最高ですね♪
こちらのDD130形は、DD13を元にローカル線仕様に小坂鉄道が自社発注した機関車になります。
長距離・勾配運行やタブレット(閉塞方式)を採用していたことから、見た目で分かりやすく特徴のある点は運転席側窓の拡張と入り口がそれぞれ片側にしかない点ですかね!
まずは正面のお写真。丸目がかわいい!
拡張された運転席側窓と足元警戒色に注目です!
そして側面のお写真!
こちらも素晴らしい再現度!タブレットの受け渡しが目に浮かびますね!
ちなみにタブレットとは、単線区間を安全に運行させるため、1870年にイギリスで開発されて以降世界中で利用されている閉塞方式です。
日本でも小坂鉄道をはじめローカル線で広く使われていましたが、現在では廃線や技術が変わりほとんど見ることはできません。
簡単に紹介致しますと、閉塞区間を通るために「たま」とも呼ばれるタブレット(通票)を閉塞区間はじめの駅より受け取り、運転士が携行することでそのタブレットの区間を運行することができます。
その後、閉塞区間着駅にタブレットを戻すことで区間の運行が完了するというシステムです。
小坂鉄道では走行中の機関車内より身を出してタブレットの受け取り・戻しの一連の流れが行われていたこともあり、見応えのある資料映像がたくん残っています。私も実際に見てみたかったです・・・・。
模型化した今、プラ棒とリギングで再現してみるのも面白そうですね!
さて、濃硫酸を運んでいた貨車にも注目!
今製品は1990年代に製造された、グレー台車のものになります。
主に黒色でしたが、2000年代からはシルバー(銀)も登場していました。
今回、8両セットの方にのみシルバータイプが入っていますので、
往年では真っ黒編成に、晩年ではシルバーを混ぜてといった楽しみ方も出来そうですね!
是非、DD130形を重連、いや3重連での牽引走行をお楽しみください☆
今回紹介しました商品はコチラ!
TOMIX 8606 小坂鉄道DD130形 7,524円(税込)
TOMIX 98783 タキ29300形貨車(後期型・同和鉱業) 15,444円(税込)
TOMIX 8744 タキ29300形貨車(後期型・同和鉱業・黒) 1,782円(税込)
7月29日(金)より店頭販売開始!
TOMIXでは他にも仙台臨海鉄道SD55形(105号機)など、ローカル線機関車を発売していますので、コレクションとして集めておくのもいいかもしれませんね。
そして、「小坂鉄道レールパーク」で実車を堪能!
少しでも興味を持って頂けましたら、是非店頭でもご覧ください!
皆様のご来店を心よりお待ちしております!