皆様遂に始まりましたよこの時がっ！
何がって？・・・・

それはもちろんっ！

VKMペイントコンテスト9作品募集開始です！

前回のコンテストから早半年近くがもう経ったのですね・・・
一年間って本当に長いようで短いっ、昨日から始まった（むしろ初日！）ですがすでに力作たちが集まってきております！
是非作品応募期間は長めにあり、7月31日までとなっておりますのでぜひこの機会に筆をとっていただいても間に合いますのでどうぞよろしくお願いいたします。

そして初日に持ってきてくださったお客様は・・・・もう準備運動ばっちりですね！流石のスタートダッシュです。
そして何より私は思っておりましたもの、えぇ必ず来てくれる！すぐにこの方は来てくださると・・・

前回でもエントリーNo1を獲得！しかも今回は一気に5作品だなんて・・・
よだれが・・・っっと！では始めましょう

かっ！本日は祭りだっ！そうぅっ・・・

bell様祭りっ！

世界を構成する元素がこちらっ・・・・

ではでは・・・・VKMペイントコンテスト9の記念すべき1作品目！情念つの国スペインが誇るキメラモデル社さんの【フォーエレメンタル ファイア（胸像）】でのご参加です！新たに新設された胸像部門！胸像って同価格帯のものでも全身像よりも大きくよりディテールも優れているものが多いので、塗っていて楽しいし塗りこみも全身フィギアよりこだわれるのでめちゃ楽しいので、、、、あなたもぜひっ！

という事で見ていきましょうよ！こちらの作品は全部ファレホで塗装をされていらっしゃるとのことですが・・・流石です！ファレホは絵画的表現に強いのが魅力の1つですが、ファイアーエレメントのお嬢さんの陰影をうまくとらえ、より体の造形ラインがはっきり見えるように塗装をされいるっ、また髪の毛の陰影部分に寒色を入れることでその中心に来ているお顔がよりシャープに見えているではないですかっ！すんばらしいぃ。

そして後ろに控える不死鳥？火の鳥？さんの塗も必見です。何より同系色でのグラデーションがとても美しく素敵です！また鳥さんの胸元を明るく強調！しかつ骨格周りの濃いめの赤で引き締めを行うことで、胸元がまるで膨らんで（息している様に）見えて躍動感が増されている・・・

そして何より驚いたのが・・・

じゃん！

ブラックライトで光っているではあ～りませんかっ！おしゃんてぃ～

こうやって普段は見えないですが、特定の光のもとにさらすと見えてくるって1作品目からbell様の遊び心めちゃ詰まってますね！
しかして遊び心だけかと思いきやそうではない！よく見て欲しい目がっ！目が光っているという事を人も鳥もです！
もうお分かりですねっ、なんという表現力なのかっ！これをすべてファレホを使って塗ってくださっているなんて・・・最早伝道師！いつもありがとうございますっ！

「たいちょ～！みんな待ってますよ～」

それでは2作品目ですね！これまたワールドミニズからもう発売しては完売！発売しては完売を繰り返す人気メーカー　リンボディビジョン209社から【ポリア・マグヌス（75mm）】【アトリア・クラスッス（75mm）】【クラウディア・シーザー（75mm）】の3人娘が登場しました！3人一緒にっ！すごい事なのであるよ、すごい早く売り切れた娘達が揃うだなんて・・・（※頑張って輸入します！）奇跡っ！ありがとうございます。

という事で見ていきましょうよ！結構今はスタンダードにもなりそうな75ｍｍというサイズですが大体のスケールで言うと1/24くらいのイメージです！
簡略化しすぎず、さりとてとても小さくも大きさな今日この頃・・・・塗るのも一苦労ですが・・・っ！見てください！このしっかりとした塗分けをっ！
太腿の紫のパーツに関しても付け根なんてほぼ点！と言うか筆先を整えねば絶対に塗れん！ナイスブラシコントロールなのです。

そんなブラシコントロールのなか、ただ塗るのでもいっぱいいっぱいになりそうですが、しれっと胸元のラバー部分の透け表現が何とも素敵ですよね！そしてねっ、このアップにも耐え抜くこの圧倒的な顔面の塗のクオリティーよ！どうやって塗るのか？この目のアイキャッチをっ！回を増すごとにブラシコントロールが正確になっていくbell様の進化が留まることを知らない！素敵ですっ！

そして忘れちゃならねぇ～、この鍛え抜かれた・・・・お尻っ！という事でリンボディビジョン209社のキャラクターの特徴ともいえるこのお尻の造形！そしてそれを綺麗につるっと、またしっかりと陰影をつけて塗るbell様さすがです！3人娘それぞれまた肌の色を微妙に変えているのも憎い演出ですよね！隊長さんの少し疲れた背中も・・・・店長的には高ポイントです。

魔法の世界とは色とりどりの世界だったっ！

さぁ、まだまだ続きますワールドミニズ縛りっ！なんていいお客様っ！今度は商品の種類ではゼロテ社と並ぶほど多い、これまたスペインのビッグチャイルド社の【魔女モーガン・ル・フェイ（胸像）】でのご参加です！先日ビッグチャイルドでもコンテストが開催されていてインスタで投票とかしていたんですが・・・凄かったです！とそれはさておき、こちらも凄いから見ていこうっ！

という事でさっそく見ていこう！一言・・・「なんて綺麗な世界なの！」となりましたですわよ！
皆さんこれがカラーリミット部門て信じられますか？カラーリミット！その名の通り、色を縛って塗るのです！しかも3色！何色を選ぶかはあなた次第ですがっ、選んだ色でいかに表現できるかが勝負っ！さてここで問題ですわよ！一体何色を選んでいただいたでしょうかっ？

って！コメントにも書いてありますが、赤・青・黄で塗られているのだ！つまりは色の三原色ですね！原理的に言えばこの3色があれば白・黒以外は作れるはずの色っ！作れるはずではありますが、それをうまく使って本当に何とも多彩な色の表現をしてくださっているではありませんかっ。
またインク系（染料）塗料の特性をうまくお使いいただくことで彩度をあまり落とさずに混色、そしてグラデーションを可能に:しているではありませんか！すんごいっ！

またお肌もね、正直このインク系での3色では難しかったと思うのですが、お洋服や杖、髪の毛その他のパーツと明確に色を分けることでしっかりと周りの色の奔流に埋もれることなく肌っ！として成り立っているではありませんか！白目などはあえてもともとのサフの色を残したりとそういった塗料の乗算的な技法は本当にbell様のセンスのなせる業ですね～めちゃ綺麗だっ！

勝利のポーズ！決めっ！ずばぁ～ん！

となぜか掛け声はかの有名な大戦の名台詞にしてしまいましたが・・・、ここに来ても止まらないワールドミニズ祭り！またもやリンボディビジョン209社の【ウツノミヤ ・モエト（75mm）】様の登場です！いやぁ～、前回もリンボでご参加いただいておりますが、bell様はリンボディビジョンほぼコンプリートしているのでは？となってしまうほどの作品数！また買った後に積み（罪）を増やしてしまう店長は、しっかりと作ってくださるbell様を素直に尊敬してしまいます！

では見ていきましょうか！背景だけではないのだよっ！背景だけでは！1枚目の写真では分かりにくかったですが、しっかりとベースまでこだわりぬいてくださっております。ベース含めやはり1つの作品ですもんね！まるで漫画から出たような放射線や集中線の使い方ミニチュアと合わせても本当に面白いですよね。またそれぞれ爆発や武器に合わせて地面もしっかりと表現してくださっているのはさすがです！

そして何より【ウツノミヤ ・モエト（75mm）】様ですね！圧倒的なきれいな塗りっ！お肌成分が多いウチノミヤさんですがお肌成分が多い分、お洋服の各部位が非常に細く繊細にできているのですが、この網出ることない綺麗な塗は本当に目を見張りますよね、カラーリングの参考はあの「だっちゃ？」の方だろうか・・・緑と言う非常に難しい髪色ですが、陰影をしっかりつけていることで繊細さが感じ取れますね。またコメントの吹きだしもいいアクセントで素敵ですっ。

そしてヒーローが映えるためには絶対的にボスややられ役が必要ですが！ウィーゴさんがここに来てめちゃいい働きをしてくださっておりますね！しか～もただ組み立てるのではなく、やられ役として100％の仕事をするべく凹まされたボディー、そして何よりこのは綿で作られた爆発表現です！最初に説明した地面の表現と合わせることでより爆発の勢いも感じてします！何より爆発を起点に施された汚しの表現は普通に施す汚しとも違い、明るさや色も調整してくださっているのが本当に素晴らしいっ！

ムービーチックなヒロインがやってきたぞ！

さぁ本日の最終作品にして、またもやワールドミニズより カロル・ルディック アート社の【妖女 シビラ（胸像）】でご参加です！ポーランドのダークファンタジーがお得意のカルロルディックさん！まさにアートと言った感じの造形は手のひらサイズながら圧倒的な存在感を放っていてとっても素敵なんですよ！しかしてディテールはあるものの基本的に造形の作りこみはとてもシンプルなので塗り手の技量やセンスが試されるメーカーさんなのです。

そして今回はコンペ部門での登場です！コンペ部門とは・・・・店舗のみならず全店で我こそはと言う猛者を募集、その時に与えられたテーマに沿って自分の持てる技術をすべて使ってガチンコファイトする部門なのだっ！
という事で今回のテーマは「質感」ですが、この引き絵からも感じられる柔らかさと硬さを兼ね備えた作品となっていますね。

まずは柔らかい部分としてご尊顔！と言うかお肌の表現ですね、今回は胸像という事で先に見ていた75ｍｍよりも圧倒的に大きいという事もあり、75ｍｍであれだけ目の描き込みなどされていたのですもの、そりゃこれだけ瞳をしっかりと描き込めますよね！虹彩・ハイライトなどしっかりと表現、また光を意識した塗は彫の深さを強調する感じに目の周りに影を落としている・・・・それに唇ですね！丁寧に1本1本描きこまれた皺のハイライトは本当に必見です！

硬い部分！という事で鎧ですねメリット、ハリットこちらはパキット的確にハイライトやエッジを利かせることで硬さを表現！また曖昧な質感表現ではなくあえて鎧の面に幾何学的な陰影をつけることでまるでダマスカス？あるいは岩の繊維的と言うか地層的な表現になっており暗い色と相まって何とも硬さと重さを感じます！また下から照らされた赤の光の照り返しがより陰影を強調！また頭の上から照らされている緑の光ともあいまって昭和のムービーポスターのようなおしゃれかっこいい仕上がりになっているではありませんか！

どれも本当に素敵なので皆様見に来てくださいね！

という事で、本日はここまでっまた次回の作品紹介でお会いしましょう！

ＶＫＭペイントコンテストまとめは以下の通りだっ！