皆様おはようございます!
前回の更新から1か月が過ぎてしまいました!ごめんなさい!
でも終わるまでは最後までやる店長です!
という事で先日の21日17:00にホビー企画室ブログが更新されたのを皆様確認されましたか?
まだな方はぜひ確認してほしい・・・なぜなら・・・VKMコンテストの裏名物!
ワールドミニズの参加メーカーが独自の視点で【これが好き!】と決定する伝説の賞・・・・・
いやぁ~!これを狙って参加している人もいるくらいにメーカーセレクト賞って素敵ですよね!
だって公式から【これスキ!】って言わせることができるんですから!最早世界をとったも同然!
今回は秋葉原からなんと4名の方が受賞してくださいました!
やったぜベイベー!という事でじっくり受賞作品を眺めてくださいね!
えっ?んでもう一人足りないって?
それではやっていこうか!
と言うわけで久しぶりの1発目!今や数多くの美少女胸像~全身像まで、作家の数だけ個性もあって選ぶのを迷ってしまうでおなじみの【左手工房】よりヴァイオレットさんの登場ですね!いやぁ~、原型師はMIACAT氏となっております!アニメチックな造形が魅了的ですね、左手工房は複数の原型師さんが活躍しておりそれぞれに作風に個性があるのが特徴です!同じメーカーでありながらいろんな発見があるので皆様もぜひ・・・・
とメーカーの紹介のようになってしまいましたので行ってみましょうよ!作品紹介!最初からずずずいっとアップで見ていってほしい、今回お選びいただいたヴァイオレットはアニメチックな造形が魅力の一つですが、今回の塗はアップにしてみるとさらによくわかるリアル肌調の塗りになっているではありませんか!お肌に施された血色、肌のムラっぽい質感は柔らかい質感を感じさせるほど繊細です。また驚くべきはその瞳ですね、アニメとリアルの中間!真っ黒で大き目な瞳孔に対して繊細な虹彩の書き込みが不思議な調和を生み出しております。
んで!上からも見てみよう!リアル調とアニメ調の融合はこんなところにも!という事で上から見ていただくとよくわかります!なんと潔い陰影表現なのかしら!光の当たる方向を大胆に決め、陰影確認、塗るべきところを塗り、影になる部分は塗らん!と言いたいくらいのパキッとした陰影です。あまりに極端にやると違和感を感じるものですがそれは絶妙なグラデーションでカバー!しっかりと検討をされている証左ですね!
それを横から見てみるとさらに面白い!皆さんお分かりになりますか光の方向が?人って肉眼で見ているとき自然と光の方向が感じられますが、それが塗りによって表現されている素敵ポイントです!特にまた登場しますが肌のハイライトからシャドーまでの流れは本当に必見ですね!また髪色、服に至るまでしっかりと表現されている作品・・・どうぞ穴が開くくらいご確認ください!
2作品目はこちら!Arsenal D.i さんで販売されている3D出力キット【しば犬 未塗装 バストキット】ですね。あの緒方光太郎氏の愛犬ケン君をイメージして作られたバストアップモデル!なんとお値段2,000円!ブースのArsenal D.i のショップで注文できるんで気になった方はぜひ!という事で毎度おなじみこのキットはどんなキットのコーナーでした!
という事で別角度から見ていきましょうね!バストアップモデルのお犬様!もともとの造形で毛の流れなども作ってくれている何とも親切設計なキットなのですが、その造形を生かした筆使いがまず必見ポイントですね!しか~ももちろん1色茶色でと塗っているわけではなく造形の凹凸、光の当たる方向を加味したうえでの陰影表現も施されている・・・・素敵!あと注目は瞳ですね、目と目で通じ合う・・・と言うか艶っ艶にしていることで追視効果が生まれているではないかいっ!・・・素敵2nd!
ということで一気に左右を見ていただきましたが、色遣いが匠すぎやしませんか?そしてタイトルを今一度確認!【愛犬と夕暮れ土手散歩】でという事で夕暮れと言えばオレンジ色の夕日を思い浮かべてしまいますが、夕日が当たっていない部分は少しづつ暗くなっていくのですよ・・・その差を見事に寒色で表現をしてくださっていますね・・・お見事!まさに光と影の表現!・・・そしてしれっと触れますが今回のコンペ部門銀賞に入賞された作品でもあります!本当にすんばらしい!
はい!とういうことでお待たせいたしました!今回のトリを飾っていただくのは世界各国14のミニチュアメーカーの一つ!ワールドミニズの中でも人気の高いスペインはビッグチャイルド社のバストアップキット:魔女モーガン・ル・フェイ(胸像)の登場です!そして始めにも言いましたが・・・・この作品がビッグチャイルドが認めた作品なんだぜ~い!食い入るように見ていこうじゃありませんか!
ハイアップでご尊顔です!何ともまぁ抜群の肌の塗なんでしょうか!単に赤で塗るのではなく、シャドー部分は紫を入れることでほかの紫や青とも親和性を上げており違和感なく温かみを感じられます。また意識されたとある陰影表現はことのほか光が強く表現されているにも関わらず、光と影が明確に分けられているにも関わらずしっかりとイメージを固められた違和感なく溶け込んでいます。
また凄いのがそのタトゥーの表現ですね!平面に書くのと違って人のような凹凸のあるものに幾何学的、または文様や小紋のようなものを書くことはそれだけで非常に困難なものです(世の彫師の方は凄いですね)!それを正面からは見えにくい部分までしっかりと流れで模様を表現!それだけでなく模様に対しての陰影もしっかりとついているのに驚きがっ!驚きが隠せないっ!
最早すべてが1級品の塗り!全体を青と言う統一されたイメージカラーで塗っていただいているにも関わらず、それぞれがノペーンとすることなくメリハリの付いた表現となっているのは必見ですね!本当に青だけで何色の色が使われているのだろうか・・・・モーガンの羽の装飾の青のグラデーション!そしてカラスの青のグラデーション!カラスに関しては瞳にハイライトが・・・ある・・・だとっ・・・、色表現・陰影表現・ブラシコントロールなど世界を納得させる作品をぜひご確認ください!本当におめでとうございます。
という事で、本日はここまでっ!今回の作品紹介はいかがでしたか
ちなみに・・・次回、ボークスV.K.M ペイントコンテスト9決まりました!
詳しくは又お知らせしますね!
それでは皆様のご来店、心よりお待ちしておりますっ!
次回も店長ブログをぜひご期待くださいっ。