皆様こんにちは!
11月も始まっているのに外は暖かいまま......服装に困り果ててる、ホビースクエア秋葉原 ミニチュアフィギュア担当です!
さて、先も話した通り、気温的には過ごしやすい日々ですが皆さんはいかがお過ごしでしょうか?
この時期は乾燥しているので塗装をする方々には持ってこいの季節になりました!
そこで今回オススメしたいのが10月23日より販売開始されたクラフトパーソン『アニマルチェスピース2 新馬』です!
こちらはパーツ数が2パーツなので、少ない工程で塗装を始める事が出来ます!
ゲート処理やパーティングラインなどの細かな加工が必要となりますので、ニッパーやデザインナイフ等の必要道具は各自ご用意くださいね!
・ニッパー
・ヤスリ
・デザインナイフ
・瞬間接着剤
・離型剤落とし
・サーフェイサー(今回はタミヤ ファインサーフェイサーL (ピンク)を使用)
・筆
・ファレホカラー(ご自身で使っている塗料でOK)
必要に応じて用意した方がいいもの
・エポキシパテ(後で説明)
①洗浄
プラキットしかり、こういったキットには成型時に型から外す際に使う離型剤というものが付着しており、そういっ汚れやいらないものを落とす為に、キットを洗います。
食器洗い用中性洗剤に付け置きして洗ったり、それ専用に売られている離型剤落とし等で洗えばOK!
当店にも扱いはありますので気になる方はスタッフに聞いてみて下さいね。
②馬本体と鬣のパーツ成形&組立て
パーティングライン(成型時の合わせ目の跡)とゲート処理(成型時に素材を流し込んだ通路と接していた部分)を処理!
下記の写真のように要らない部分を削り、馬の耳を成形しました。
こういった部分は結構あると思うのでご自身がいいかなとなればOK!
ヤスリやデザインナイフでカンナ掛けしたりと削ってみましょう!
後は鬣の要らない部分を取り、馬本体とくっつければOK!
ニッパーで凸部分を切って、あとはヤスリ等で形を整えよう。
そして、馬と鬣をくっつけたのがこちら!
もしここで鬣が本体から浮いてしまって隙間が気になるという方がいればまずはヤスリですり合わせたり、お湯やドライヤーなどで温めて形を直したりしてみましょう。
それでも難しいようならエポキシパテで埋めるといいかと思います。
他にも気泡などレジンキットは付きモノ!そういった部分は症状に合わせて、対応しましょう。
自分だけでは難しい方は担当に言って頂ければご案内も致しますのでお気軽にご相談ください。
今回、担当は下地にピンクのサーフェイサーを使いました。
サーフェイサーはレジンキットなどにそのまま塗装すると色を弾いてしまったりする場合がありますので、そうならない為に下地剤として使っております。
下地にピンクを使用した理由としては生物の肌に映えるように下地から色を使う事で、上に色をのせた時に自然な色味になり、今回塗りたい毛色が栗毛だったので赤系が映えるのも考慮しております。
また、塗装にはファレホカラーを使い、影などにはタミヤカラー エナメルを使用してます。
①サーフェイサーを吹く
②色を分けて塗っていく
今回はモチーフにした馬がいますので、その写真などを見てある程度の色分けを簡単にしております。
馬の特徴の一つ、流星には気合入れております!
③ハイライトを入れる
光に当たるとかなり色が上がるくなる馬だったのでそこを見つつ、明るめの色を塗り重ねております。
④影をつけていく
タミヤカラー エナメルのクリアレッドとクリアブルーを混ぜて、影と付けたいところに使っております。
生物など影には紫に近い色合いが映えますよ!
⑤目を描く
最後に目を描いたのは個人的に全体の色合いを見て、色を決めたかったからです。人によっては先に描く人もいると思いますが好きなタイミングで塗っても構いません。
黒に白を入れてハイライトを入れつつ、最後にエナメル クリアでウルッとした目にしております。
⑥色々整える
色味をより強調してみたり、台座の方に色を付ければ
お疲れさまでした!
塗り方は人それぞれ、ご自身にあった塗り方を探してみて下さいね。
また、こういったキットを作ったことが無い、苦手だが作ってみたいと考えている方がいればスタッフにお声掛け頂ければ対応出来ますので、是非気軽にお声掛け下さい!!
それでは、皆様のご来店お待ちしております!!
以上、今回の塗装モチーフの産駒が海外で勝利して嬉しい担当でした。