ホビースクエア秋葉原

最後の活躍を続ける「赤べこ」! TOMIXのED75 700番台が入荷です☆

 ホビースクエア秋葉原 

皆様こんにちは! 鉄道フロアの大和です!!
あっという間に9月も下旬です。 だんだんと過ごしやすい季節になってきましたね。

さぁ、今週も鉄道フロアに入荷したばかりの話題の新商品をご紹介いたしましょう!!

0924_21.jpg
というわけで今週ご紹介するのはコチラ、TOMIXから発売された「ED75 700番台 前期型・後期型」でございます。

小柄な車体に小さなパンタグラフで様々な客車列車の先頭に立ったED75 700番台は東北在住の鉄道ファンにとってはお馴染みの存在です。
このたびTOMIXから久しぶりの再生産とバリエーション追加となりました。
それでは早速、商品をご覧いただきましょう~~!!

0924_22.jpg
ED75形700番台は奥羽本線・羽越本線の電化に合わせて1971年から1976年の間に91両が製造されました。
当時、東北の交流電化区間ではED75形が増備されていましたが、奥羽本線や羽越本線は冬季の季節風による塩害(海沿いの区間では海水の塩分が強風で飛ばされ、電線の絶縁部分に付着して絶縁不良→ショートするトラブルが発生してしまいます)への対策として従来のED75形では屋根上にむき出しとなっていた高圧機器を極力室内に収める工夫がされています。

このため、従来のED75形と同形式ながら屋根上は全くと言っていいほど異なる姿となり、パンタグラフも小型化されたPS103形を採用。徹底的に耐寒・耐雪・塩害対策が施されています。
国鉄末期の貨物列車の削減や客車列車の減少で余剰車が出始め、34両が青函トンネル用のED79へ改造されました。

先日発売されたひさし付きのED75 0番台と屋根上を比べてみると、そのシンプルさが際立ちます。
こんなに見た目が異なる両者ですが、同じ形式ということで重連を組むことができました。

0924_23.jpg
ED75 700番台は現在も仙台車両センターに757~759号機の3両、秋田総合車両センターに767・777号機の2両が在籍して主にレールやバラストを運ぶ「工臨」で最後の活躍を続けています。
JR貨物に在籍したED75形が2012年に引退してしまったこともあり、東北各地で見られたED75も5両を残すだけとなりました。

0924_24.jpg
「ED75 700 前期型」はJR化直後の東北各地で見られた50系客車による普通客車列車や寝台特急「ゆうづる」・「あけぼの」の先頭に立っていた姿を再現可能です。
運転席側面の窓はアルミサッシ化されていない原型タイプのグループがプロトタイプとなっています。
付属のナンバープレートは704・721・727・730が収録されています。

TOMIXからは今月末に14系・50系客車混成の「八甲田・MOTOトレイン」セットが発売予定となっています。
同時発売予定のEF65 1000番台前期型と併せてお求めください。

0924_25.jpg
「ED75 700番台 後期型」はTOMIXでは初の製品化。
ロングレール輸送用の新型キヤ登場で終焉間近の「工臨」運用も再現可能ということで、楽しみにされていた方も多いのでは...?

付属のナンバープレートは現在も仙台車両センターに在籍する757~759号機と元・「オリエントサルーン」塗装だった751号機を再現可能です。
前期型・後期型共にJR東日本所属機特有の「文字が白色」のナンバープレートが付属しています。

0924_26.jpg
手前の前期型と奥の後期型で屋根上のランボードの表現に違いがあります。
後期型はグレーの滑り止めが塗られた現在の姿を再現しています。
シンプルな屋根上だからこそ、こういったアクセントが嬉しいですね。

今週ご紹介した商品はコチラ!

■TOMIX 7156 JR ED75 700形電気機関車(前期型) 7,623円(税込)
■TOMIX 7157 JR ED75 700形電気機関車(後期型) 7,326円(税込)

※こちらの商品は9月25日からの発売となります。
 商品の在庫につきましてはお気軽にお問い合わせください。

というわけで、今週はTOMIXの「ED75 700番台」についてご紹介しました。
最後の活躍を続ける「東北の赤べこ」ですが、新型キヤの導入でいよいよレール輸送の先頭に立つ姿も見られなくなる日が近づいてきました。
東北の電化区間と言えばED75、というくらいどこでも見かける存在だったED75をこの機会に是非揃えてみてはいかがでしょうか?

次回のSRニュースもお楽しみに!! それではまた~~!!