皆様こんにちは!! 鉄道フロアの大和です!!
気が付けばあっという間に3月です。 まだまだ寒い日が続いていますが皆様いかがお過ごしでしょうか?
先週末にKATOとTOMIXからほぼ同じタイミングでNゲージのタキ1000が発売となりました。
どちらも甲乙つけがたい、まさに「両社のこだわりが詰まった」製品となっております。
さぁさぁ、前置きはこの辺にして早速商品をご覧いただきましょう~~!!
今回入荷したのはこのタキたち!!
たくさん必要? もちろん大丈夫! 十分な数をご用意してご来店をお待ちしてます。
タキ1000形は1993年から製造が開始された45t積みのガソリン専用タンク貨車です。
それまでのガソリン専用タンク車は最高時速が75km/hだったため、石油貨物列車は年々高速化する特急列車やコンテナ貨物列車の足を引っ張ってしまう存在となっていました。
タキ1000形のみで組成された列車では最高時速95km/hで走行が可能で、臨海部の製油所から内陸の油槽所(石油製品を備蓄する基地)を結ぶ石油貨物列車の高速化につながっています。
中央本線など特急列車の多く走る線区では石油貨物列車の高速化により、タキ1000形だけで組成された列車が多数運転されています。
こちらはKATOから発売となった「タキ1000 後期型」です。
側面のハシゴはタンク体と同じく色分けされ、前期車とは異なる床下のブレーキ装置や台車の形状の違いも再現されています。 細部の検査標記までしっかりと印刷されているのが素晴らしいですね。
KATOのタキ1000といえばロングセラー製品ですが、こちらは完全新規金型となっています。
エコレールマークやエネオスマークのないシンプルなデザインで牽引機を選びません。
続いてTOMIXから再生産された「タキ1000 日本石油輸送」と「タキ1000 日本石油輸送・ENEOS」をご覧いただきましょう。
こちらは「タキ1000 日本石油輸送仕様」です。
TOMIXのタキ1000は床下のガソリンを排出する「吐出し管(はきだしかん)の造形がとってもシャープ!
こちらは「タキ1000 日本石油輸送・ENEOS」仕様です。
TOMIXの製品は後期車をプロトタイプとしています。
両社からタキ1000が発売されたことで、様々な形態が選べるようになりました。
牽引する機関車は年代や地域によってかなり幅広くお選びいただけますが、せっかくなのでタキ1000と併せて発売となったTOMIXの「仙台臨海鉄道 SD55形105号機」もご紹介しましょう!!
東北本線の陸前山王(りくぜんさんのう)駅から仙台港方面へ伸びる仙台臨海鉄道で活躍するSD55 105号機は、東日本大震災で発生した津波で被災した機関車の補充として京葉臨海鉄道で使用されていたKD55-105を改番・塗装変更して2012年から運用を開始しました。
京葉臨海鉄道のKD55-105は元をただすと国鉄のDD13 366号機で波乱の人生を送った車両です。
特徴的な塗装も印刷でしっかりと再現。 タキ1000の牽引にも最適です!
仙台臨海鉄道では製油所に発着するタキ1000形を中心とした石油貨物列車と仙台港駅を発着するコンテナ貨物列車が運転されており、SD55 105号機はどちらの列車の先頭にも立ちます。
今回同時発売となったタキ1000形だけでなく、コキ106やコキ107を中心としたコンテナ貨物列車にもよく似合うのでオススメです。
こちらは実車の写真です。 何年か前に仙台港駅で撮影しました。
濃い青色の車体と側面の白帯、フロントデッキのゼブラ塗装が最高にカッコイイ!
ディーゼル機関車はこの薄汚れた感じがたまりません・・・。
今週ご紹介した商品はコチラ! ■KATO 8081 タキ1000(後期型)日本石油輸送 1,584円(税込) |
というわけで、今週はKATOとTOMIXのタキ1000についてご紹介いたしました。
鉄道フロアでは貨物列車大好きなスタッフがあなたのご来店をお待ちしております。
お探しの商品がございましたら、お気軽にお申し付けください!! 掘り出し物もあるかも・・・?
次回のSRニュースもお楽しみに!! それではまた~~!!