ホビースクエア秋葉原

皆様こんにちは！！　鉄道フロアの大和です！！
去る1月下旬、東京と大垣を結んだ夜行快速列車「ムーンライトながら」の廃止が決定しました。
ムーンライトながらと言えば165系や373系の印象が強い方も多いかもしれませんが、多客期の増発には田町車両センター所属の183系・189系も駆り出されて「ムーンライトながら91号・92号」として活躍していました。

青春18きっぷ片手に乗車された方も多いかと思いますが、そんな縁の下の力持ちとして活躍した田町車両センター所属の189系がTOMIXから登場です。
それでは早速、ご覧いただきましょう～～！！

田町車両センターに所属していた10両編成の183系・189系はH101編成とH102編成の2編成が存在しました。
H101編成の東京方先頭車にはクハ183-1023が入っていましたが、H102編成は全車189系のみで組成されていました。

波動輸送用でグリーン車なしのオールモノクラスとはいえ、全盛期の特急あずさや特急あさまにも負けない10両編成は特急型電車の名に恥じない圧倒的な存在感を放っていました。

H101編成とH102編成は特急シンボルマークが撤去されていることもあり、ちょっと間の抜けた表情が特徴です。
イラストマークは「快速」が取付済みで交換用に「特急」と「修学旅行」が付属します。
連結器カバーにもJRマークが印刷されているの、地味にすごいですよね・・・。

基本セットのモハ188はクーラー横のランボードが塞がれた後期車になります。
隣の増結セットに含まれる前期車のモハ188と比べてみてください。

H101編成は3ユニットが前期車、1ユニットのみ後期車となるので、セットのプロトタイプはH102編成に限定されてしまいます。
付属のインレタに含まれる車番もH102編成のものだけが付属しています。
ちなみにインレタには他にもオマケで色々な車番が入っていますが、内容は買ってからのお楽しみ・・・。

H102編成は東京方のクハ189-509のみグレードアップ改造で側面窓が大型化されています。
国鉄色に戻された際に側面の赤帯は窓の大きさに合わせて塗られたため、クハ189-509のみ他車と帯の高さが異なります。

定期運用を失った晩年の183系・189系は頻繁に編成の組み換えが行われ、編成内で183系と189系との混結があったり、窓の大きさも揃っていませんでした。
こうした編成ごとの違いを楽しめるのも模型ならではの楽しみです。

というわけで、今週は入荷したばかりの「TOMIX 189系 田町車両センターセット」ついてご紹介いたしました。
晩年のムーンライトながらで活躍した185系と併せて最末期の「大垣夜行」を支えた車両たちを、この機会に是非揃えてみてはいかがでしょうか？

次回のSRニュースもお楽しみに！！　それではまた～～！！