皆様こんにちは!! 鉄道フロアの大和です!!
段々と寒くなってきて、布団から出るのも憂鬱な今日この頃です・・・。
これから冬にかけて暖房の効いた(あるいは日差しの温かい窓際?)で模型を走らせてみるのはいかがでしょうか?
今週は個性的な外観で異彩を放ったクハ480が組み込まれた「485系 特急くろしお」についてご紹介いたしましょう。
さぁさぁ、早速入荷したばかりの商品をご覧ください!!
時は1985年、関西圏と和歌山を結ぶ「特急くろしお」が急行列車の格上げによって増発されることになりました。
増発にあたっては、国鉄の厳しい財政状況と新幹線の延伸で余剰となった485系の有効活用の為、既に使用されていた381系の増備ではなく485系の4両編成を使用することになりました。
増発用に用意された485系は白浜駅以南は4両編成、白浜駅以北は最大で4+4の8両編成で運用されていました。
この時不足する先頭車として活用されたのは特急の減便で余剰となっていたサハ481やサハ489といった中間付随車。
新たに製造したクハ481-200・300番台に準じた運転台ブロックを接合してクハ480が登場しました。
・・・と、前置きが長くなってしまいましたが、そんなクハ480が今回の主役です。
クハ481-200・300番台の基本レイアウトはそのままに・・・ む き 出 し の 貫 通 扉 !!
4両+4両での併結運転のために貫通扉が必要になったものの、クハ481-200番台のようなシャッターは設置されていないのが特徴です。
こんな個性的なクハ480でしたが1986年には381系に置き換えられることになり、わずか一年とちょっとで485系を使用した「特急くろしお」は見られなくなってしまうのでした・・・めでたしめでたし。
クハ480は11両が改造されましたが、種車になった車両によって大きく2つの形態に分類する事ができます。
今回「特急くろしお」セットに組み込まれているクハ480はサハ489から改造された9~11のタイプ。
こちらのセットのプロトタイプはAU12形クーラー(いわゆるキノコクーラー)なので、この3両が該当します。
前面の特急シンボルマークはクハ481-200用の立体的なタイプとクハ480用の平面的なタイプが付属。
クハ480も登場当初のごく短期間は立体的なタイプが取り付けられていたようなので、余剰パーツを使用して再現してみるのも面白いかもしれません。
今週ご紹介した商品はコチラ!
■TOMIX 98384 国鉄 485系特急電車(くろしお)セット ¥14,400-(税別)
※こちらの商品は11月13日からの発売となっております。
せっかくなので今週はコチラもご紹介いたしましょう!
朗堂の大人気海上コンテナシリーズの最新作、「40ft オーシャンネットワークエクスプレス」が入荷しました!!
オーシャンネットワークエクスプレスの20ftコンテナは大好評につき一瞬で完売となってしまいましたが、いよいよ真打の登場です。
東北本線の貨物列車では3~5個程度載っていることもあり、コンテナ貨車との相性も抜群です。
1/150になっても細部の標記がきれいに印刷されているので存在感抜群です。
コンテナだけでなくTOMIXのコキ106もご用意しておりますので、併せてお買い求めください!!
■朗堂(HOGARAKADOU) 40ftドライコンテナハイキューブ(背高)タイプ
ONE(オーシャンネットワークエクスプレス) ¥1,710-(税別)
たくさん要りますよね? こちらの商品は十分な数をご用意しています!!
というわけで、今週はTOMIXの「特急くろしお」についてご紹介しました。
キノコクーラーとむき出しの貫通扉の組み合わせは病み付きになること間違いなし?!
クハ480-1~8の製品化に繋げるためにも、是非ご購入をご検討ください。
次回のSRニュースもお楽しみに!! それではまた~~!!