ホビースクエア秋葉原

Nゲージの連結面に革命を! 東豊精工のSP幌で遊んでみた!!

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皆様こんにちは!! 鉄道フロアの大和です!!
工作の秋にピッタリな商品の発売が決まったので、皆様にご紹介いたしましょう。

今週ご紹介するのはコチラ!!
東 豊 精 工 の S P 幌 ~ ~ ~ ! !

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既にご存じの方も多いかと思いますが、改めて説明させていただきます。
各社から発売されるNゲージの数々、床下機器や連結面はこれでもかと作り込まれた製品がたくさんありますが、連結面の幌に関しては繋がっていないのが常識でした。

紙を折ったり薄切りにしたスポンジを貼り付けて隣の車両と幌を繋げたことがある方もいらっしゃるかと思いますが、実車のような「普段は折りたたまれていてカーブ区間で伸びる幌」の表現にはいまいち物足りないんですよね...。

そんな悩みを解決するのが、兵庫県豊岡市にある東豊精工が開発した「SP幌」なのです。

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\ び よ ~ ~ ん ♪ /

見てください!! 金属製の精密なバネを使用しているので実車のように上下左右に伸縮します。
取り付けた状態でプルプル動くのがかわいらしいです。(笑)

SP幌は内径4種類、カラー2種類の計8種類がラインナップされています。
Nゲージの急勾配や急カーブでは実車とは比較にならないくらい激しく可動するので、SP幌の腕の見せ所です。
果たして連結するとどのように見えるのでしょうか?

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いただいたサンプルを使用して、LLタイプをKATOの東京メトロ16000系に、MタイプをTOMIXの14系客車と209系に装着してみました。

KATOの16000系はKATOカプラーを採用しているので連結面間隔が狭く、製品のままだと長すぎるかもしれません。
写真の状態ではカプラーを繋がずに約10mm程度の間隔を開けた状態でレールに載せています。
金属線用のニッパーで半分程度の長さに切るとちょうどよさそうです。

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TOMIXの14系客車の幌には実車のように幌吊りが再現されていますが、ピンセットでつまみながらはめ込むと簡単に装着できます。(少しはみ出していますね、ゴメンナサイ)
SP幌はアーノルドカプラーの約8mm程度の連結面間隔でちょうどよい長さになるように設計されているようです。

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同じくアーノルドカプラーを採用しているTOMIXの209系に取り付けてみました。
見事なまでにピッタリの長さで収まりました!!
いや~、これはカッコイイ!! 本当に幌が繋がっているみたい!!


SP幌は6個入りの製品一つで7両編成(連結面6箇所分)、カットすれば13両編成(連結面12箇所分)まで対応できそうです。
実際に走行させる線路の条件や車両の連結面間隔に合わせて、長さは適宜調整することをお勧めします。

今週ご紹介した商品はコチラ!

内径の違いによって対応する車両が異なりますので、お手持ちの車両の幌の寸法は必ず確認してください。
記載した寸法はメーカー公式HPより転載した数値となっており、個体差で0.05mm~0.1mm程度の誤差があります。


■NH0630G00 SP幌 S (内径横6.3×縦14.1mm) グレー ¥1,200-(税別)
■NH0630B00 SP幌 S (内径横6.3×縦14.1mm) ブラック ¥1,200-(税別)

■NH0740G00 SP幌 M (内径横7.4×縦13.95mm) グレー ¥1,200-(税別)
■NH0740B00 SP幌 M (内径横7.4×縦13.95mm) ブラック ¥1,200-(税別)

■NH0820G00 SP幌 L (内径横8.2×縦14.1mm) グレー ¥1,200-(税別)
■NH0820B00 SP幌 L (内径横8.2×縦14.1mm) ブラック ¥1,200-(税別)

■NH1010G00 SP幌 LL (内径横10.1×縦14.3mm) グレー ¥1,200-(税別)
■NH1010B00 SP幌 LL (内径横10.1×縦14.3mm) ブラック ¥1,200-(税別)


こちらの商品は今月下旬頃の発売予定となっております!
ご不明点はお気軽にお問い合わせください。

というわけで、今週は東豊精工の「SP幌」ついてご紹介しました。
店頭にサンプルをご用意しておりますので、是非一度現物を見に来てください!!

株式会社東豊精工様 商品紹介ページはコチラ!!

https://tohoseiko.co.jp/sp-horo

次回のSRニュースもお楽しみに!! それではまた~~!!