皆さんこんにちは、メタルフィギュア担当です!!
さて、最近もまだ天気が悪い日が続き、げんなりしておりますがいかがお過ごしでしょうか?
担当はこのタイミングで家の掃除と積み重なった箱を崩す、創成と破壊を繰り返しています。
本格的な夏、日光が浴びたいと思う日々の中で、
本日紹介するのは......
担当の所でお察しですが、メタルフィギュアを作ったことある人って聞かれて、昨今では早々いない気がします。
どうやって作ればいいのかって人によっては戸惑ったりするかと思うので、今回は塗るまでの下準備を紹介します!!
流れとしては......
一応この1~3に関しては順番通りじゃなくても問題ないので、作りたいフィギュアを見た時に簡単だなと思える処理から行って下さい。
また、今回作るフィギュアに関しては歪みや流し込み不良などは特段なかったのと大きさが100円玉程度なので結構荒い処理していますが、塗装すると殆どわからないって事が多いので、気楽に作りましょう!!
では、1つずつ見ていきましょう!
袋から出した直後はこんな感じでした!
1.ゲートを切り落とす!
ホワイトメタルなど型に流し込む際にはどうしても出来てしまう部分になりますが、要らないのでスパッと切ります!
羽の先、楽器の部分のゲート跡が無くなりました!
後はデザインナイフやヤスリなどで跡を処理すればOK!
2.パーティングラインを消す!
ホワイトメタルなどの素材を型に流し込む際、金型の分割部分に流れ込んだ素材が凸になり、線に見えます。
そこをデザインナイフでかつお節の様に薄く削ります。
ヤスリで表面をならせばOK!!
この処理の時に、各所のパーティングライン、バリなどがあれば一緒に処理して下さい。
3.表面に付着しているキラ粉を落として綺麗にする!
袋から出した時、フィギュアの表面が白っぽいもの、素材と金型を外しやすくする為の離型剤なので綺麗に真鍮ブラシで磨きましょう!
(1)磨く前と(2)磨き後で見比べると後の方がはっきりとした光沢のある金属色になります。
大体白っぽさが無くなればブラシ掛けはOKです!!!
あとは気になる場所がないかをチェックし、あれば1~3の作業を繰り返して調整して下さいね。
そして、最後!
金属に使えるサーフェーサーや金属に塗ることで塗料の食いつきを良くするメタルプライマーなどを塗れば下処理完了です!
ここまで終われば塗装にトライです!!!
メタルフィギュアは素材が柔らかいのでもし部品が曲がっていても簡単に直すことが出来ますし、落としても簡単には壊れたりはしません。
勿論、分割されたものやサイズが大きくなるにつれて丁寧な処理が必要かも思いますが、それ以上に気軽に作って楽しめるのがメタルフィギュアの良さです。
大変身近な存在ですので、気になった方は是非作ってみて下さい!
今回作ったのはこちら
まだ厳しい期間が続きますがスタッフ一同、皆様のご来店を心よりお待ちしております!
また不明点などがあれば、メタルミニチュア担当までお気軽にお声掛けください!
では・・・
次回のショールームニュースの更新をぜひお楽しみに!
それでは次会うときまでご機嫌ようー!
続きました。