ホビースクエア秋葉原

お客様の作品紹介 ~KATO 651系をお預かりしました!!~

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皆様こんにちは!! 鉄道フロアの大和です!!
精密加工された作品を多数発表されている鈴木敏史様より、RM MODELS 2019年6月号にて
掲載された、デビュー当時の姿の「KATO 651系 スーパーひたち」をお預かりいたしました。

お客様名:鈴木敏史 様
作品名:「651系 スーパーひたち」
コメント:初回発売より30年近く経過している製品にディテールアップを行い、デビュー当時の姿を再現しました。

常磐線は東日本大震災の影響で永らく運転を見合わせていましたが、2020年3月14日のダイヤ改正をもって、遂に全線で運転を再開します!!
上野~仙台を結ぶ「特急ひたち」も、2011年3月11日以降運転されていませんでしたが、震災から9年の歳月を経て、ようやく運転再開が決定しました。

そんな常磐線を代表する「特急ひたち」と言えば・・・651系!!という方もまだまだ多いのではないでしょうか??

それでは、そんな651系のデビュー当初の姿を再現された鈴木さんの作品をご覧ください!!

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「タキシードボディのすごいヤツ」の触れ込みで登場した651系。
何と言っても、それまでの特急電車には見られなかった純白のボディカラーが特徴です。

どんなにこだわった造形でも色が似ていなければ・・・ということで、製品の塗装を一旦剥離され、再塗装を行っています。

先頭車のヘッドマーク部分はガラス表現がされていないので、塩ビ板を追加されています。
ガラス越しに見える大型LEDヘッドマークは、実車さながらの仕上がりです。
比較的簡単に見栄えが良くなる改造なので、皆さんも是非チャレンジしてみませんか?

登場時の651系はテールライト点灯時は下部全体が赤く点灯していました。
ここも忠実に再現されています。

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常磐線は直流・交流を跨いで運転されることもあり、651系も当然交直流車です。
モハ650の屋根上にはたくさんの屋上機器が配置されているので、ここもディテールアップの見どころの一つ。
碍子・配管の色分けはもとより、避雷器等への配管も追加されています。
直流電車では味わえない複雑な屋根上のディテールも、是非ご覧ください!!

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KATOの651系は床下機器がモハ650を覗いて211系の流用であるため、床下機器の再現も作品の仕上がりに華を添えます。

特に下段のモハ651の床下は圧巻!!
KATO製の床下だけでなく、GM製の分売パーツも使用して、極力実車に近くなるように再現されています。
機器の表記だけでなく、断流器の色差しも良いアクセントになりますね!!

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車端部の表現も見逃せません!!
TOMIX製トイレタンクを2個使用して、左右対称のトイレタンクも再現されています。
車端部の床下表現は、特急型電車は特に有効です。
これを参考に、皆様も是非再現してみてはいかがでしょうか?

貫通路扉の色差しも、普段は見えない箇所ではありますが、抜かり無く再現されています。
店頭にて見やすく展示中ですので、ご来店の際にはチェックしてみてください。

さぁ、いかがでしたでしょうか?
徹底的に作り込まれた細部のディテールは、写真だけではお伝えできません。
Nゲージの精密加工の一例として、是非店頭でご覧くださいませ!!

いやはや・・・素晴らしい作品、恐れ入りました・・・。
模型を見ていると、僕もダイヤ改正までに651系の普通列車に乗りたくなりました・・・。

それではまた~~!!