こんにちは。
ホビースクエア秋葉原、鉄道フロア担当の松浦です。
おまたせいたしました。本日は「はじめよう。ジオラマ制作!」の第3回目!!
「バラスト」の制作と「水表現」の制作についてお届けします。
(第2回目の内容は8月22日の投稿をご確認ください!)
鉄道ジオラマは、やっぱりレールがないと始まらないですね。
それでは、ジオラマと市販レールの接着方法についてご説明いたします!!
まずは、こちらの写真をご覧ください!
方法はとっても簡単です!
用意するのは「バラスト」と「接着剤」のみです!
今回はレールにKATO製PC枕木レールの複線レールを使用しましたので、バラストにはKATO製バラスト「明灰色」を用意しました。
その他にも、モーリン製のバラストは粒が大きく、多方面で使用できるのでオススメです!
また、接着には前々回使ったマッドメディウムを用いました。
これはおなじみの黄色い木工用ボンドでも大丈夫です!
準備ができたら、早速始めていきます!
ジオラマとレールの埋めたい場所に接着剤を塗ります。
そして、土台とレールの間に隙間ができないように、バラストで埋めていきましょう!
バラストを均等に撒くコツは、まず適量を固めのプラケースに移します。
次に、トントンとケースを叩いて撒いていきます。
叩く強さを調整しながら撒くと、簡単です!
バラストが付いて欲しくない箇所は、あらかじめマスキングテープで塞いでおきましょう。
隙間が綺麗に埋まりましたら、あとは乾燥を待つだけです。乾燥しましたら、情景に合わせてウェザリングを行いましょう!
さて、お次は水表現です!
今回は、各商品の違いを視覚化するためファレホのウォーターテクスチャーとKATOのディープウォータークリアの2つを使用しました!
まずは、ファレホから紹介します!
こちらのウォーターテクスチャーの特徴は、そのままで流すことができる点と、流動性が非常に高い点です。
写真では乾燥前の段階のため白くなっていますが、乾燥後は透明度の高い水面が出来上がります。
揮発性や浸透性が高いため、水量を増やしたい場合は段階を踏む必要があります。
2mm前後を目安に流し、約1日の乾燥を挟んで、徐々に水かさを足していきましょう。
ただし、深い水面の制作は不得意な素材です。
湿った土の表現や、水面一層だけに塗って水の動きを表現する等に長けています。
とは言え、すぐに水面を作ることができる非常に便利な素材です!
お次は、KATO製ディープウォータークリアをご紹介します!
ディープウォータークリアは素材が「エポキシレジン」ですので、2液を2:1で混ぜ合わせることによる科学反応で水表現を作ります。
浸透性が高く、全体へ流していくのにはスポイトが便利です!
その名の如く、深い水のまま固めることができ、乾燥後の透明度が高いのが特徴です。
ちなみに、同シリーズの「ディープウォーターマーキー(濁り水)」は乾燥後、泥水のような濁り水ができるのが特徴です。
こちらも約24時間で乾燥します。
揮発が少ないので、池などの水深のあるジオラマ表現に便利です!!
より流動性をよくする為、50℃のお湯で温める必要があります。
使用の際は、十分にスペースを確保してください。
今回使用した2つの素材サンプルは、店頭で実際に見る&触ることができます!
それぞれの特徴を、是非店頭で比べてください!
いよいよ次回で最後になります!
完成したジオラマをお楽しみに!!
皆様のご来店をスタッフ一同、心よりお待ちしております。