秋葉原ホビー天国2

『ファレホペイントコンテスト4』引き続きエントリー作品紹介⑬

 秋葉原ホビー天国2 

皆さんこんにちは!
ホビー天国2-3階担当スタッフです!

いよいよ6月7日(土)から、ファレホペイントコンテスト5の作品受付がスタートいたします!皆様、作品エントリーの準備は如何でしょうか?
今回も全6部門でのエントリーで、各部門ごとに金銀銅の部門賞があります。
第5回目は一体どんな作品がエントリーされるのでしょうか?凄く楽しみですね!

それではこちらでは引き続き前回のファレホコン4作品のご紹介へと参りましょう!
今回も様々な力作が登場していますよ!「ファレホペイントコンテスト4エントリー作品紹介⑬」皆様是非ご覧下さい!




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参加部門F:フリー部門
作者名:ヤス
メーカー名:Kingdom death
作品名:King Killer
ファレホ使用率:100%
コメント:台座のイラストandベース素材等全てファレホ使用しました。キットが持つダークで陰鬱な雰囲気を表現してみました。

スタッフコメント:Kingdom Deathより、Kingslayer Twilight Knightが登場。背景のイラストと手前のジオラマが違和感なく繋げられており、2Dと3Dを掛け合わせた空間表現で世界観を展開するミニチュア作品となっております。元のキットにはミニチュア本体と階段の一部分のみが含まれており、それ以外の地面や背景イラストは全て「ヤス」様が自作されたものです。

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「Kingslayer」本体は公式イラストよりも彩りを増したカラーリングとなっており、マントの裏地やズボンには鮮やかな紫を使用されています。腰回りのシワ表現には特に力を入れられており、マントとは異なる複雑なシワの入り方に注意しながら陰影を描きこまれています。
鎧の質感は使い込まれたスチールをイメージしながら塗装されたそうで、鈍い反射で鎧の模様が浮かび上がるさまは全てソリッドカラーで表現されています。
腰に下げたランタンは光源から周囲の照り返しまで、青白い光が美しく表現されています。こちらは筆ではなくエアブラシを使用されたそうで、繊細なグラデーションが柔らかな光を感じさせますね。

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キットに含まれていた円形のベースと階段を元に、「ヤス」様は本作品のストーリーや世界観を構築していったそうです。階段部分はエポキシパテで延長されており、背面にはその階段の続きをイラストとして描くことで奥行きを表現されています。また、「Kingslayer」が左手に持つ頭部からは血の滴る様子が見られ、その血の跡を辿っていくと背景の階段から続いていることが分かります。彼女が頭部を持ったまま後方の階段から下りてきたことを暗示させる、実に創造性が光る仕掛けですね。
背景のイラストに合わせて水の色は暗めに塗装されたそうで、静かな波が水際付近の地面を濡らす様子を光沢で表現されています。
ミニチュアの雰囲気に合わせて制作された台座が世界観の広がりを感じさせ、もはや自作部分との境界を感じさせないほどの一体感でまとめ上げられた作品でした。




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参加部門B:ロボ、メカ部門
作者名:Kyamin
メーカー名:ボークス
作品名:L.E.D.ミラージュ
ファレホ使用率:100%
コメント:筆塗りのできる範囲で、イラストや漫画の雰囲気を目指しました。白い装甲はタッチを残し、シルバーはベタッと光沢が出るよう意識しました。

スタッフコメント:『ファイブスター物語』の象徴的騎体 L.E.D.ミラージュが登場。IMS 1/144 L.E.D.ミラージュV3 軽装仕様を全て筆塗りで塗装され、原作漫画のタッチを目指して仕上げられたそうです。F.S.S.シリーズの立体物においてはエアブラシ塗装による作例が多い中、あえて筆のタッチを残すことで独特な重厚感の表現に挑戦されています。

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全身を覆う半透明化積層装甲は、グレーを下地としたホワイトのドライブラシで表現されているそうです。薄っすらと透けた下地と、筆塗り特有のランダムな明暗の強弱が目を引きますね。光沢が一切見られない完全なマット仕上げも独特な味わいが感じられます。
頭部のカウンターウエイトや腹部の蛇腹構造はグロスブラックの上からシルバーでドライブラシを施されています。特にカウンターウエイトはスピード線のように筆の跡が残されており、直立ポーズでも迫力の感じられる仕上がりですね。

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腰回りのスカートや脚部裏側はシルバーの輝きが目を引き、こちらも縦に流れる筆のタッチが見事に造形とマッチしています。特にL.E.D.ミラージュの特徴の一つである脚部イレイザーエンジンカバーはシルバーの金属粒子が顕著に現れており、内側にやや湾曲した形状や各エッジラインが際立ち、凄まじい馬力を秘めた力強さが表現されているかのようです。
筆塗りでしか引き出せない重厚感や迫力を追求され、星団史上無敗を誇る最強ロボットの存在感を引き出してくださいました。




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参加部門E:モンスター部門
作者名:Kamin
メーカー名:エクスプラス
作品名:ガメラ(ガメラ3ver.)
ファレホ使用率:100%
コメント:映画の雰囲気をすべて盛り込むつもりで作りました。正面にむかって左が炎上する京都、右が暗闇の渋谷です。かっこよくできたと思います。

スタッフコメント:エクスプラスより発売のガメラ(1999) 少年リック限定版が登場。右半身と左半身はそれぞれ「ガメラ3」の劇中にて主戦場となった渋谷と京都を表現されており、コメントされているように「映画の雰囲気」がしっかりと反映された作品となっております。
そして本作品はスタッフセレクト賞を受賞されました!おめでとうございます!

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右半身はイリスとの死闘の舞台となった京都の様子を表現されており、激しく燃え上がる炎に照らされてオレンジ色に染まっています。また、少年リック限定版に付属する「バニシング・フィスト」の右手に差し替えられているため、右手を光源とした発光や照り返しの表現としても感じられ、高熱を帯びた様子がさながら劇中の迫力を醸し出していますね。

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左半身は崩壊した渋谷に広がる闇を表現されており、右半身とは対照的な"静寂"を漂わせる仕上がりとなっています。青白いかすかな光が体表の凹凸を際立たせ、腕や足元に見られる照り返しは街の火災を想起させます。ガメラとギャオスの戦闘により壊滅的な被害を受けた渋谷の凄惨な光景が落とし込まれていますね。
映画本編の内容をジオラマやヴィネットで再現するのではなく、キット本体への塗装のみで表現するといった独創的な手法で仕上げられた作品でした。




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参加部門C:ミリタリー部門
作者名:アカサカ
メーカー名:ドラゴン・タコム・タミヤ
作品名:For the next battle
ファレホ使用率:80%
コメント:黒サフ後にファレホの白黒でB&W下地を作り、ファレホインクの黄と緑を混ぜたもので基本色を薄く吹き、油彩でウォッシングしまとめた。車体を明るくし汚しが映えるようにした。

スタッフコメント:前回のファレホペイントコンテスト3にて、ミリタリー部門「銀賞」を受賞された「アカサカ」様が今回もご参加くださいました!ありがとうございます!
今回はタミヤ、ドラゴンモデル、タコムの3メーカーのキットを使用した格納庫内のジオラマ作品を制作されており、ファレホと油彩絵具を使用したメリハリのある塗装表現が目を引きます。2台とも試作車両である点や、逆向きになった砲塔など、AFVモデラーらしいこだわりも見られますね。
そして本作品はミリタリー部門「銅賞」を受賞されました!おめでとうございます!

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車体は最初に白と黒のみで陰影をはっきりさせ、上からファレホ インクカラーを薄く吹き付けられています。インクカラーの透明度を活用して下地のグラデーションを透かした、立体感とメリハリの強調された仕上がりですね(B&W塗装)。車体色のベースはここでほぼ完成しますが、そのままでは少し明るすぎるため、油彩絵具を用いてウォッシングを施されています。彩度の抑えられた落ち着きのある色味となり、重戦車らしい分厚い装甲に仕上がっていますね。また、砲身カバーには同様のウォッシングを施されている他、エクスプレスカラーも用いられているそうで、自然な陰影と布汚れを表現されています。

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格納庫の地面は木材の上にタミヤ 情景テクスチャーペイントを塗布されており、複数色によるウォッシングで自然なアスファルトの質感を表現されています。そして戦車兵やドラム缶、弾薬箱などの小物もひとつひとつ丁寧に塗装されており、さらにその配置にも工夫を凝らされています。よく見てみると、M6重戦車のハッチから顔を出す兵士とその下に立つ整備服を着た兵士は視線の合う位置関係となっております。近くには倒れたドラム缶もあり、見ているだけでも彼らの会話が聞こえてきそうですね。
1/35スケールAFVキットを2つも制作されるという大変カロリーの高いジオラマ作品でしたが、メインの戦車だけでなく、兵士たちの人間味やストーリー性に着目した作風からも目が離せませんでしたね。




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参加部門D:ガールズフィギュア部門
作者名:ゆらゆら
メーカー名:Kuni20xx
作品名:花月サンタ
ファレホ使用率:10%
コメント:肌にファレホを使用しています。

スタッフコメント:アズールレーンより、花月がサンタ服姿で登場。イベントディーラー「Kuni20xx」様のキットを使用され、ガールズフィギュア部門でのエントリーとなります。水性ホビーカラーとファレホによる筆塗り仕上げの作品となっております。

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髪の毛や肌の塗装ではピンクやフレッシュなどの淡いカラーをムラなく塗布されており、耳のグラデーションも滑らかに仕上げられています。対照的にサンタ服は鮮やかな赤色が目を引き、胸元の飾りや袖に見られる細かな刺繡も綺麗に塗り分けられています。

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ブーツの塗装にはクリアコートを施した他、ホワイトパールも使用されており、まるでエナメルレザーのようなツヤのある質感に仕上がっています。(写真ではパールの輝きがかなり分かりにくくなってしまいました...)
花月の座る三日月の台座ですが、全面に塗布されたゴールドが上品な光沢を帯びています。金属粒子による粒状感やムラが全く見られず、筆塗りでこれほど均一かつ滑らかな塗装面に仕上げられるとは驚きです!
マットな質感から光沢、メタリックまで全て筆塗りで仕上げてくださり、花月の物柔らかな印象と大胆なサンタ服によるコントラストが楽しめる作品でした。




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参加部門B:ロボ、メカ部門
作者名:じょん
メーカー名:コトブキヤ
作品名:X60Pファルコンアーマー
ファレホ使用率:90%
コメント:基本的にファレホでぬり、最後に自作(蛍光の石を砕き、すり鉢ですり茶筅で粉状のものをとり、クリアー塗料をまぜた)塗料でチャージ状態を表現。

スタッフコメント:前回のファレホペイントコンテスト3にもご参加くださった「じょん」様が今回もエントリーしてくださいました!ありがとうございます!
「ロックマンX」シリーズより、ファルコンアーマーが登場。全身のウェザリングに加え、「ロックマンX6」のステージをイメージしたベースも自作されており、ゲーム内のアクションを臨場感たっぷりに表現してくださいました。

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ファルコンアーマーのメインカラーや、ウェザリング塗装は全てファレホを使われ、筆塗り塗装をされています。ファルコンアーマーのウェザリング具合から、ロックマンが激しい戦いを繰り広げてきたことがうかがえますね。
「じょん」様はキットのカラーガイドにて"イエロー"と表記されている箇所をゴールドで塗装するアレンジを加えられ、ファルコンアーマーにアクセントつけられています。金属色の上から施されたウェザリングが更なる重厚感を感じさせます。またアーマーだけでなく顔にも汚し塗装が施され、激戦を潜り抜けたロックマンの雄姿が強調されています。

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コメントされているように、本作品はゲーム内でのエネルギーチャージ状態のエフェクトを特殊な方法で表現されています。まず百均で入手した蛍光の石を砕いて粉末状にし、それをクリアーグリーンに混ぜることでオリジナル塗料を自作されています。そしてチャージ状態特有のアーマーの輝きを表現するため、あえてムラを出しながら全身に塗布されているそうです。エネルギーを帯びたアーマーが緑色に点滅する様子を見事に表現されていますね。
ゲーム内の激しいアクションをウェザリングと自作塗料によって表現した、まさに「じょん」様のロックマン愛が溢れる仕上がりでした。




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参加部門D:ガールズフィギュア部門
作者名:オリーブグリーン
メーカー名:夜猫neko
作品名:NERO
ファレホ使用率:100%
コメント:黒と蛍光ピンクの組み合わせは、形に鮮やかなコントラストを与えます。ファレホドライブラシのおかげで、体と髪の影を定義することができました。エンカウンター!

スタッフコメント:前回のファレホペイントコンテスト3にて、ガールズフィギュア部門「銀賞」を受賞された「オリーブグリーン」様が今回もご参加くださいました!ありがとうございます!
背中で魅せるガンガールRPG「勝利の女神:NIKKE」より、ネロが登場。イベントディーラー「夜猫neko」様のキットを使用されており、今回もガールズフィギュア部門でエントリーされています。
蛍光ピンクをふんだんに使用した大胆かつ鮮烈なカラーリングの仕上がりが目を引きます。
そして本作品はガールズフィギュア部門「銀賞」を受賞され、前回に引き続き同部門にて連続での銀賞獲得となります!おめでとうございます!

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「オリーブグリーン」様は本作品の塗装において、ベースカラーをエアブラシ、シャドウやハイライトの調整はドライブラシで仕上げられたそうです。肌塗装ではベースカラーを塗布後、各部の凹凸に合わせてドライブラシで赤みを加え、柔らかな肌の質感を表現されています。髪色も同じくドライブラシを駆使したグラデーションが見られ、髪の毛のラインが際立ち立体感のある仕上がりとなっています。

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蛍光ピンクをムラなく鮮やかに塗布した右足のストッキングはもちろん、情報量の多い腰回りの装飾も必見です。特に2色に分かれたスカートの柄は複雑で、斜めに入ったラインだけでなく小さな円形の塗り分けも必要となり、マスキング箇所が多く苦労されたそうです。また、ストラップやベルトの金具などはメタリック塗料を使用されており、一体成型のパーツには見えないほどの美しい塗り分けとなっています。
肌面積の多い大胆なコスチュームを細部まで丁寧に塗り分け、黒と蛍光ピンクの隣り合う刺激的な配色がネロのキャラクターイメージを引き立てる作品でした。




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参加部門F:フリー部門
作者名:灰羽
メーカー名:グッドスマイルカンパニー
作品名:アンチボディ
ファレホ使用率:98%
コメント:メカカラーを筆塗り→エアブラシで調整という流れでメインカラーの白を塗り、関節はモデルカラーを使いました。グランチャーの正しい色がわからずでしたが、生体兵器ぽさが出ればと。

スタッフコメント:「灰羽」様が2作品目をお持ち込みくださいました!ありがとうございます!
「ブレンパワード」より、リクレイマーの操るアンチボディ「グランチャー」が登場。MODEROIDのキットを筆塗りとエアブラシを併用して塗装されており、意図的に表現した筆ムラで生体マシンの質感を機体外装に表現された作品となっております。

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グランチャー(一般機)の機体色ですが、コメントされているように「正しい色がわからない」という難点があったそうで、アニメの設定画やプラモデルのパッケージ、トレーディングカードなどの様々なイラストを見比べながら自分なりの色合いを研究されたそうです。イエローを多めに含んだアイボリーをまず筆で塗布し、その上からエアブラシを使用してまだらにホワイトを乗せられています。色の情報量を増やした独特な塗装表現が、グランチャーの有機的なフォルムにマッチしていますね。

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背面は細かなディテールが集中しており、塗り分けやスミ入れで特徴的なモールドを際立たせています。特に後頭部は模様のスミ入れだけでなく下地のブラックをうっすらと透かした塗装も魅力的で、シャープな造形が引き立った仕上りとなっています。
カラーリングに悩まれつつも、筆塗りとエアブラシのハイブリッド塗装によってグランチャーの難しい色味を見事に表現された作品でした。




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参加部門B:ロボ、メカ部門
作者名:UGはらよ
メーカー名:バンダイ
作品名:コロニー侵攻
ファレホ使用率:100%
コメント:サイズが異なるキットを組み合わせて作りました。建物も遠近感が出るように配置しています。メカカラーを中心に、手前のザクはGlazeメディウムを混ぜて少し濃淡を出しました。

スタッフコメント:前回のファレホペイントコンテスト3にて、ミリタリー部門「銅賞」を受賞された「UGはらよ」様が今回もエントリーしてくださいました!ありがとうございます!
ロボ、メカ部門より、遠近法を巧みに利用したスペースコロニーのジオラマ作品が登場。こちらの作品は円錐型に包んだプラ板の中にコロニー内部の様子を表現されており、手前から奥にかけて建物やMSの大きさを徐々に変化させながら配置されています。
そして本作品はロボ、メカ部門にて「銅賞」を受賞されました!おめでとうございます!

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本作品はコロニー内部へザクの小隊が侵攻するシーンをイメージして制作されており、手前から奥へスケールの異なるザクが4機配置されています。最も手前の1/380のザクは「カップヌードル シャア専用チリトマトヌードル〈miniガンプラ〉パック」のキットを使用されたそうで、量産機のカラーリングにリペイントされています。グレーズメディウムを使用して色の濃淡を出しながら塗装されており、約3cmというサイズながら重厚感や立体感が強調されています。

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コロニー内はバンダイ「カスタマイズシーンベース」やフジミ模型「1/3000 軍艦島」を使用されており、湾曲した地面に規則正しく並べられた建物が、襲撃されて傷ついた無機質な街並みを形成しています。それぞれの建物にウォッシングを施されているそうで、モールドが際立つことで街全体の密度がぐっと引き上げられていますね。
スペースコロニーという30~40kmにも及ぶ巨大な円筒状の空間を、遠近法を利用した"円錐型"のジオラマとして制作され、建物やMSのスケールを変えながら奥行きと迫力を表現してくださった作品でした。




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参加部門B:ロボ、メカ部門
作者名:さくきりしま
メーカー名:コトブキヤ
作品名:メダフォース!「たていっせん」
ファレホ使用率:99%
コメント:トップコート以外はすべてファレホの筆塗りで仕上げました。ボディの白い部分は下地の青を見せるためドライブラシ的に塗ってみました。筆でしかできない表現ができたと思います。

スタッフコメント:「さくきりしま」様が2作品目をお持ち込みくださいました!ありがとうございます!
「メダロット」より、ドークスが登場。必殺技「メダフォース たていっせん」をエフェクト付きで再現されたその姿は、懐かしのゲーム画面を思い浮かべてしまいますね!今回もファレホ筆塗りで仕上げられています。

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ドークスの本体色(ホワイト)はやや青みがかった色合いとなっており、こちらは複数色の重ね塗りで表現されています。下地にはダークブルーを使用されており、上からピュアホワイト、オフホワイトをそれぞれ下地を透かしながら塗布されているそうです。筆の軌跡を残した仕上がりが必殺技の迫力を漂わせ、コメントされているように「筆でしかできない表現」が見事に活かされていますね。

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「さくきりしま」様はゲームボーイカラー「メダロット3」を題材にされており、ポージングにあわせて発動時の斬撃エフェクトをプラ板とエポキシパテで制作され、ゲームの動きを再現されています。
ホワイトとターコイズブルーのファレホではっきりと塗り分けられたエフェクトや、ドークスの筆跡を残した塗装方法から、立体物でありながらも当時のゲーム画面を彷彿とさせる作品に仕上げられております。




さて、今回のご紹介はここまで!
今後もコンテストの作品紹介を順次行なって参ります。是非次回をお楽しみに!

■ファレホペイントコンテスト5
申込用紙配布:2025年4月26日(土)より配布開始
作品受付期間:2025年6月7日(土)~7月13日(日)←今ココ★
人気投票受付期間:2025年7月19日(土)~8月3日(日)
結果発表&表彰式:2025年8月10日(日)
作品返却期間:2025年8月10日(日)~8月31(日)まで