秋葉原ホビー天国2

これにて完結!『ファレホペイントコンテスト3』引き続きエントリー作品紹介⑪最終回

 秋葉原ホビー天国2 

皆さんこんにちは!
ホビー天国2-3階担当スタッフです!

いよいよ「ファレホペイントコンテスト3」の作品紹介が最終回となります。
今回も様々な作品が登場しましたね。
ぜひ皆さんの作品を参考に、今後の作品制作を行ってみてくださいね!

それではラストのコンテストの作品紹介へと参りましょう!
今回も様々な力作が登場しています!「ファレホペイントコンテスト3作品紹介⑪」ご覧ください!



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参加部門B:ロボ、メカ部門
作者名:フィリス・ユリースト
メーカー名:バンダイ
作品名:HGUCゼータガンダム(ウェイブシューター)
ファレホ使用率:99%
コメント:ファレホエアー縛り、エアブラシ塗装、トップコートも未使用、ファレホ自体の艶消し塗膜をご覧ください。

スタッフコメント:「フィリス・ユリースト」様の2作品目になります。機動戦士Zガンダムより、ゼータガンダム(ウェイブシューター)が登場。使用されたこちらのキットは、旧HGモデルが27年の時を経てHGUCシリーズでキット化したもので、通常のゼータガンダムとは異なりウイングバインダーや大型化されたシールドを装備しています。ウェイブシューター形態への変形が可能なキットですが、今回「フィリス・ユリースト」様はMS形態でエントリーされました。

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MS形態ならではのゼータガンダム独特のスマートなスタイルと、モールドラインのシャープさが本作品の見どころの一つとなっています。
実は「フィリス・ユリースト」様は本作品ではとんどスミ入れをされおらず、なんとほぼ全てのモールドを彫り直されているとの事です。しっかりと彫られた細かいディテールには影が落ち、シャープさが増すとともに機体の情報量が増え、洗練された仕上がりとなっております。

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塗装においてはコメントされている通りファレホ本来のマットな塗装面で仕上げるため、トップコートを使用せずモデルエアーのみの塗布となっております。また全体のカラーリングは兵器としての重厚感を表現するため設定よりも明度を落としたカラーを使用されており、トーンが統一された落ち着いた仕上がりになっています。
シンプルながら丁寧な塗装と精密なスジ彫りでブラッシュアップされた、ガンプラモデラー必見のゼータガンダムの作例でした。




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参加部門C:ミリタリー部門
作者名:アカサカ
メーカー名:タコム
作品名:ルノー甲型
ファレホ使用率:80%
コメント:基本塗装をエクスプレスカラー、エンジン等をメタルカラー使用。片麻痺でもやれる!内装・迷彩も挑戦した!

タコムより、1/16スケール フランス軽戦車 ルノーFw/ Girod Turretが登場。エンジン内部まで精密に塗装され、さらに斜めにディスプレイすることで1/16スケールというビッグサイズの全貌を隅々まで堪能できる作品となっております。またハセガワ タコム 帝国陸軍戦車指揮官も一緒に並べられており、作品名の通り大日本帝国陸軍が輸入したルノーFT-17(ルノー甲型)として仕上げられております。
そして本作品は、ミリタリー部門にて銀賞を受賞されました!おめでとうございます!

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緑、黄色、赤の3色で構成された迷彩模様を、エクスプレスカラーを使用してミリタリーモデルらしい渋めのトーンで塗装されています。ウェザリングにはファレホ ピグメントや油彩絵具を使用されており、履帯の間に見られるサビや土汚れ、リベットの隙間汚れまでさながら本物のような完成度です。よく見ると操縦席やエンジン室のハッチ裏は、外側とは異なりウェザリング表現が控えめとなっています。「アカサカ」様が、実際に運用されていたらこうだったのでは?と想像されながらウェザリングをされたのがよくわかる仕上がりとなっております。部位によって異なる汚れ具合を意識するという着眼点は流石ですね。

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「アカサカ」様は、1/16スケールという大型モデルの精密な機体内部を、ファレホ メタルカラーを使って細かく筆塗りされています。
一体成形のパーツをあたかも分割されたパーツであるかのように部品ごとに丁寧に塗り分けられており、まるで本物のエンジン室を覗き込んだかのような感動を覚えてしまいます。装甲の質感はもちろんのこと、内部までしっかりと塗りこまれたロマン溢れる作品でした。




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参加部門C:ミリタリー部門
作者名:明卦抄一
メーカー名:タミヤ
作品名:ドイツⅡ号戦車
ファレホ使用率:95%
コメント:サフとトップコートはガイアノーツ。それ以外はファレホで塗装しました。ジオラマの土はタミヤです。

スタッフコメント:前回ファレホペイントコンテスト2にて、ミリタリー部門で銅賞を受賞された他、複数部門にエントリーされた「明卦抄一」様が今回もご参加くださいました!ありがとうございます!
ミリタリー部門より、ドイツⅡ号戦車が登場。タミヤ 1/35 ミリタリーミニチュアシリーズの中では最初期のキットとなりますが、細かいパーツ含め丁寧に仕上げられ、且つ戦車・戦車兵ともに「明卦抄一」様が独自に考えられたカラーリングで塗装されたジオラマ作品となります。

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「明卦抄一」様は、「実際にありそうで無い色」をコンセプトに考えられて、戦車としては珍しい紺色を車体に塗装されております。架空のカラーリングではあるものの、全体に施されたウォッシングにより車体に重厚感が生み出され、装甲戦闘車両としての威厳を醸し出しております。
また戦車模型の醍醐味であるウェザリングは履帯にもしっかりと見られ、ドライブラシで土汚れを施している他、地面のテクスチャーに合わせて粒子の大きい砂利が転輪の溝に溜まっている様子もリアルに表現されています。

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「明卦抄一」様は、作品のコンセプトを「悪役」にされたとのことから、戦車兵の軍服には黒色のカラーリングを施されております。各々の装備品も一つ一つ色分けされていて丁寧な仕上がりとなっております。
戦車と兵士の統一されたカラーリングは架空の部隊でありながら、あたかも実際に存在する部隊かのような仕上がりの作品となっております。




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参加部門C:ミリタリー部門
作者名:UGはらよ
メーカー名:プラッツ
作品名:1/144 T6-G テキサン
ファレホ使用率:100%
コメント:30年ぶりくらいに航空機にチャレンジしました。地方の廃墟をイメージしてジオラマを作りました。

スタッフコメント:ミリタリー部門より、T6-G テキサンが登場。プラッツより発売の1/144スケールキットを使用されており、地方の廃墟に佇む退役機をイメージされたジオラマ作品となっております。ジオラマの大きさはなんと一辺が約10センチほどの手のひらサイズとなっており、作品を覗き込むほどその緻密な世界観に引き込まれていきます。
そして本作品は、ミリタリー部門にて銅賞を受賞されました!おめでとうございます!

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「UGはらよ」様は、ウェザリングやチッピングを中心とした時間経過を感じさせる作風で作品全体を仕上げられております。特に主役のT6-Gのウェザリングは、パネルラインのサビや機体マーキングのチッピングなどリアルな塗装表現をされております。子供たちが遊具として多くの足場にしていたと思しきウィングやフラップ、スタビライザーの緻密なチッピングはリアリティがあふれていますね。

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背景である公園の遊具やトタン小屋にもリアルなウェザリングが施されており、どれも年季の入った郷愁漂うオブジェクトとして形作っています。
また地面の草表現にはジオラマ素材を使用されており、複数色を混ぜながら茂みに濃淡をつけて単調にならないように配置されているほか、生えていない場所を加えて人の出入りがうかがえる効果も取り入れられています。
飛行機と背景が相まって、ノスタルジックな雰囲気が楽しめる作品に仕上がっております。




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参加部門D:ガールズフィギュア部門
作者名:一本槍 優
メーカー名:コトブキヤ
作品名:悪の秘密結社・用心棒
ファレホ使用率:100%
コメント:塗装は全身ファレホを使用しています。筆塗りしかできませんが今回はグラデーション塗にも挑戦しています。

スタッフコメント:前回のファレホペイントコンテスト2にご参加くださいました「一本槍 優」様が今回もエントリーしてくださいました。ありがとうございます!メガミデバイス SOLホーネットをカスタムされた作品で、ホロライブより秘密結社holoXの用心棒「風真いろは」が登場。特徴的なデザインの衣装はエポキシパテで作られており、塗装は全てファレホ筆塗りとなっております。

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「一本槍 優」様は、衣装の大半をフィギュア造形のようにエポキシパテで作られているのですが、なんと両肩は可動域を損なわないよう工夫されており、簡易的なポーズジングが可能とのことです。
塗装も「風真いろは」の設定に忠実な色味を使われており、グリーンとイエローの美しいグラデーション塗装が目を引きます。また丁寧に描き込まれたスカートや袖の雲模様も見逃せないポイントとなっております。

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「目」はキャラクターの命ともいうべきポイントとなっており、アイラインの描き込みや瞳のグラデーション、ハイライトにいたるまで風真いろはのアイペイントが見事に塗装表現されています。特に細かく描き込まれた瞳からは、「一本槍 優」様の制作熱意がとても伝わってくる出来栄えとなっております。




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参加部門B:ロボ、メカ部門
作者名:カラスベクター
メーカー名:バンダイ
作品名:フェイズシフト起動
ファレホ使用率:5%
コメント:ホログラム塗料を使ってみました。ファレホメタルカラーをつかいました。

スタッフコメント:機動戦士ガンダムSEEDより、ストライクガンダムが登場。肩のマークでお分かりのように、エンデュミオンの鷹「ムウ・ラ・フラガ」機で制作されております。
ガンダムベース限定 MGエールストライクガンダムVer.RM [クリアカラー]を使用されており、要所に見られるクリア装甲が目を引く作品となっております。

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ガンダムSEEDをご存知の方はお分かりと思いますが、劇中ではフェイズシフト装甲という設定があり、待機中にモノクロカラーだったガンダムが、出撃するとカラフルな色へと変化するフェイズシフトシーンがあります。「カラスベクター」様は、このフェイズシフトシーンを素材や塗装で表現されているのです。
写真では分かりにくいのですが、光が当たるとクリア装甲の裏側に塗られたファレホメタルカラーや、表面に塗られたホログラムカラーの光彩が見えて、まるでフェイズシフト起動の瞬間のように感じられるのが見どころポイントとなっています。

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クリア装甲以外はつや消しソリッドカラーで塗られており、「カラスベクター」様がエッジを引き立たせた丁寧な塗装仕上げをされているのがうかがえます。
またビームライフルはシルバーでチッピングを施されており、「モビルスーツ本体のフェイズシフト装甲とは異なる素材で作られている」という設定に忠実な要素を表現された、こだわりのある作品となっております。




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参加部門B:ロボ、メカ部門
作者名:蒼不動
メーカー名:バンダイ
作品名:グフフライトタイプ(ホビー天国2配備仕様)
ファレホ使用率:100%
コメント:ファレホで全体を塗装しています。細かい塗り分けを重視しました。

スタッフコメント:「蒼不動」様が3作品目をお持ちくださいました。いつも複数エントリーありがとうございます!
皆様ご存知の精密プラキット「ガンダムアーティファクト」よりグフフライトタイプが登場。なんと、本作品のカラーリングは「ホビー天国スタッフコスチューム」をイメージされて塗装されたのだそうです!嬉しいアレンジをしてくださいました!

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アーティファクトといえば、その独特なデザインが人気となっており、グフフライトタイプも足裏のフィンやむき出しのシリンダーなどの多くのアレンジが加えられています。「蒼不動」様は、その精密なギミックを一つ一つ丁寧に塗り分けられており、外装をつや消し、内部メカをメタリックで塗られ、シンプルな色合いながらもアクセントをつけた仕上げをされております。まるで「下から覗いてみてこそのものだ」と言わんばかりの迫力が伝わってきますね。

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機体の赤色部分は、もちろんホビー天国スタッフの「赤シャツ」をイメージされており、普段スタッフが着ている赤シャツの色味に合わせて、若干明度を落とした赤色で塗装されております。まさかコンテストを通して我々をモチーフとした作品に出合えるとは驚きですね!
繊細な塗装技術を必要とされるアーティファクトを隅々まで塗り分け、さらにはホビー天国2スタッフをモチーフとされたアレンジまで加えてくださった嬉しい作品でした。




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参加部門F:フリー部門
作者名:タマゴナイト
メーカー名:牧野マサヒロ?(ディーラー:三つ巴造形)
作品名:カエルフィギュア
ファレホ使用率:40%
コメント:モデルカラーのフラットグリーンとイエローグリーンをメインに使用。筆塗りならではのタッチを意識しました。

スタッフコメント:フリー部門より、イベントディーラー「三つ巴造形」様のキットを使用された素敵なカエルフィギュアが登場。元となったのはイラストレーター「Masahiro Yamamoto」様によるオリジナルキャラクターだそうです。「タマゴナイト」様はそのデザインに一目惚れし、まるで絵本表紙のようなタッチで塗装されています。

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金属をテーマとした独創的なカエルのキャラクターを、「タマゴナイト」様は強めのコントラストと柔らかいグラデーションで塗られています。
絵本のように柔らかい塗装表現は、金属でありながらも生物のような温かみや愛らしさを感じさせる仕上がりとなっています。イラストレーター様は「無生物でありながら生物のように生きる」というコンセプトを持って描かれており、まさにそれに応えるかのような完成度となっております。

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頭部の美しいグラデーションや、排水口の蓋のようなカエルの「目」のノンメタリック塗装、マフラーやカバンの質感表現など、どれを見てもハイレベルな仕上がりとなっており、「タマゴナイト」様の色選びのセンスや筆塗りテクニックの高さがうかがえます。
筆塗りならではの独特なタッチで塗装され、元のイラストへのリスペクトも感じさせる素敵な作品でした。




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参加部門D:ガールズフィギュア部門
作者名:Rex
メーカー名:PTSD
作品名:1/7 たかなしホシノ
ファレホ使用率:90%
コメント:面相以外のすべてをファレホで仕上げました。応援頂きました方々に大感謝です!!

スタッフコメント:イベントディーラー「PTSD」様のガレージキットを使用された「1/7 ブルーアーカイブ ホシノ2年生ver.」が登場。ファレホ筆塗り仕上げの作品となっており、ブルーアーカイブ作品はこれで2作品目となります。

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本作品は、ディーラー様塗装見本とは違うカラーリングで仕上げられておりますが、全体的に統一感のあるシックなカラーリングでまとまった配色となっております。
なんと「Rex」様は、ガレージキットを制作されるのは今回が初めてとの事で、ガレージキット制作経験者の方々に話を聞きながら制作を進められたのだそうです。初めての作品をファレホコンにエントリーいただけるとは光栄ですね。

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手慣れた玄人でも難易度の高いスカートのチェック柄を、「Rex」様は筆塗りのフリーハンドで塗られています。布の動きをよくみて塗装されており、スカートの造形に沿って丁寧にラインが描かれていますね。
また防弾シールドのロゴや文字にはだいぶ苦戦されたそうで、何度も塗り重ねをされてようやく出来上がったのだそうです。苦労された分、公式設定に忠実な仕上がりになっております。エッジのチッピングも、使われている感じがよくでていますね。




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参加部門C:ミリタリー部門
作者名:4G63
メーカー名:ハセガワ
作品名:発艦!
ファレホ使用率:60%
コメント:空母からの発艦シーンをタイヤを浮かせた状態で再現してみました。ファレホは主に空母台座他武装にも使用です。

スタッフコメント:ミリタリー部門より、F-14A トムキャット"VF-84 ジョリーロジャース"が登場。ハセガワより発売の1/72スケールキットを一部改造し、空母からの発艦をテーマにジオラマで仕上げられております。空母のデッキに対して機体を斜めに設置し離陸の瞬間を再現した展示方法も目を引きます。そして本作品は、ミリタリー部門にて金賞を受賞されました!おめでとうございます!

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ジオラマとして仕上げられた本作品は様々な角度からそのその魅力を見ることができますが、実機の写真を参考に緻密な改造や塗装を施した機外兵装ステーション(ハードポイント)が大きな注目ポイントとのことです。キットの仕様とは異なり左右で別々のミサイルを搭載されており、さらに細かい色分けやデカールなど、ミリタリーファンにはたまらない情報量満載の仕上がりです。

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台座となる空母は、スタイロフォームによるスクラッチビルドをされていて、白線や転落防止ネットまで細かく再現されており、リアリティあふれる仕上がりとなっています。
またフライトデッキ表面の汚れや、側面のパネルラインに沿ってうっすらと入ったシャドウなど塗装面についても抜かりなく、見逃せないこだわりポイントとなっております。
実機を意識したキットの作りこみから空母のスクラッチ、1/72スケールでありながらそれ以上の大きさを感じさせる迫力満点のディスプレイまで、「4G63」様の持つ幅広いテクニックが隅々にまで散りばめられた作品でした。




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参加部門F:フリー部門
作者名:もどれい
メーカー名:ターリン
作品名:長楽白虎
ファレホ使用率:100%
コメント:黒サフ下地の上にモデルカラーをドライブラシぽく塗り、ディテールの縞模様が浮き出す効果を狙っています。

スタッフコメント:さて、本コンテスト最後のエントリー作品のご紹介です。ターリンカプセルコレクションより、白虎が登場。前回ファレホペイントコンテスト2に引き続き聖獣フィギュアシリーズをリペイントされて、フリー部門でのエントリーとなります。そして「もどれい」様は本作品でエントリー作品が3つ目となります。今回も複数部門へのエントリーありがとうございます!ドライブラシによって荒々しい毛並みが際立ち、四神の威厳を力強く感じさせる作品となっております。

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作品名にある『長楽』というのは栃木県に実在するお寺『長楽寺』が由来だそうで、住職様と共に暮らす猫をモデルに本作品は塗装されています。よく見ると黒、緑を使い分けて縞模様を表現されており、「もどれい」様が猫の毛並みや色の変化をよく観察されていることが分かりますね。

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背中の模様はあらかじめマスキングテープでパターンを作り、黒、緑、白の順に塗装されています。ドライブラシで徐々に明るい色を乗せていくことで毛並みに自然な影が落ち、作品全体の色味に深みが生まれていますね。前回のエントリー作品『朱雀』と同様に、フィギュアの造形を巧みに利用した筆塗りテクニックを披露してくださっています。
一見すると虎の勇ましさが前面に表れており、よく見ると所々に猫の愛らしさも見えてくるユニークな作品でした。




さて、今回のご紹介で「ファレホペイントコンテスト3」作品紹介は終了となります。
最後までお付き合いいただいた皆様、本当にありがとうございました!
コンテストに少しでも興味が湧いた方は、ぜひご参加をお待ちしております!

それでは!
次回ファレホペイントコンテスト4でお会いしましょう!
今週末7日(土)より作品受付がスタートいたしますので、よろしくお願いいたします!!

■ファレホペイントコンテスト4■
申込用紙配布:絶賛配布中!★今ココ!
作品受付期間:2024年12月7日(土)~2025年1月13日(月)
人気投票受付期間:2025年1月18日(土)~2月2日(日)
結果発表&表彰式:2025年2月9日(日)
作品返却期間:2025年3月2日(日)迄