皆さんこんにちは!
ホビー天国2-3階担当スタッフです!
湿気の多い時期はてエアブラシが吹きづらい・・とお悩みの方、
エアブラシだけが塗装じゃない!筆塗りだってあるんです!
ということで、湿気が多い今のシーズンには「筆塗り」に挑戦してみてはいかがでしょうか?
「ファレホ ホビーブラシ」シリーズであれば、リーズナブルな価格に種類も豊富、スターターセットもあるので、筆塗り入門におすすめのアイテムです!気になった方はぜひお試しください!
さてそれでは、ファレホペイントコンテスト2の作品紹介を行ってまいります!
今回も様々な力作が登場しています!「ファレホペイントコンテスト2 作品紹介⑱」ご覧ください!
スタッフコメント:妖怪好きなら誰もがご存知!ゲゲゲの鬼太郎作品が登場!制作されたキットは、童友社 ゲゲゲの鬼太郎シリーズ 鬼太郎<大合唱編>で、水木しげる先生の描く鬼太郎の雰囲気をファレホ塗装で見事に表現されています。
「miyuki」様は、鬼太郎<大合唱編>をパッケージの雰囲気に寄せつつ、陰影を意識された塗装でリアルに仕上げられています。特に落ち葉や切り株には、一つ一つに影がついていて立体感が表現されています。
また池の水もクリア素材を使われていて、光沢感や濁り具合などがリアルな雰囲気になっております。
作品を正面から見ると、カエルの表情が分かりずらいが残念なのですが、角度を変えて見ると、カエルが口を大きく開けて合唱している姿がうかがえます。楽しそうに歌っている(鳴いている?)表情を見ていると、こちらも楽しくなってきますね!
スタッフコメント:前回のファレホペイントコンテストにて、フリー部門「金賞」を受賞された「かか」様が、今回もご参加くださいました!
使用されたキットは、CORVUS BELLI社 infintyのゲームユニット「avater」となっております。
「かか」様は、前回の作品ではメカキャラクターを作られましたが、今回は生物とメカが融合したデザインの異星人的なキャラクターを制作されています。
メーカー塗装見本でのavaterは「赤い肌に黒い武装」となっていますが、本作品では「紫色の肌に紺色の武装」で塗られていて、ダークな色合いに強調されたエッジが際立つ作品となっております。
avaterは、生物的な筋肉質の体躯にメカニカルな外装を装備しているようなデザインとなっています。
筋肉質の体躯は紫を基調としたグラデーションで塗られ、ソフトな質感を表現されています。また外装は紺色を基調に塗られ、エッジをハイライトで強調した硬質的なハードな質感となっています。対称的な質感を組み合わせて、特徴的なデザインのavaterを見事に仕上げられています!
更に、肩部や大腿部には、特定光源法で緑色のライティングを塗装されていて、avaterのダークなカラーリングに一際目立つアクセントを表現されています!
「かか」様は、フィギュアだけでなく台座の塗装にも力を入れられています。
特に足元の敵(?)の残骸は、フィギュアのソリッドカラーに対して、ウェザリングとドライブラシで塗装し、フィギュアとの質感の違いによる表現を出されています。台座全体のグラデーションも滑らかで綺麗ですね。
avater!は、75㎜サイズの作品とはとても思えないほど、見どころが詰まった作品に仕上がっております!
スタッフコメント:海洋堂より、35ガチャーネン 横山宏ワールド マシーネンクリーガー カウツが登場。カプセルサイズのプラキットで、1/35スケールという小さなサイズですが、通常プラキットの1/20スケールに全く引けを取らない仕上がりとなっております!
「灰羽」様は、カウツを迷彩塗装ver.にて仕上げられています。なんと、ファレホ メカカラーを使って初めてエアブラシ塗装された作品なのだそうです!
コメント欄では「迷彩のセンスが・・・(泣)」と仰られていますが、否否、見事に横山宏ワールドの迷彩塗装を表現されているではありませんか!「灰羽」様が、精密で丁寧なマスキング作業をされたことがうかがえますね!
マシーネンクリーガーといえばウェザリング塗装ですね。「灰羽」様は、1/35という小スケールでも汚しやチッピングといったウェザリング塗装をしっかりと表現されています。
一つ一つ表現方法が違うウェザリング塗装を見比べるのも作品の見どころとなっております。
スタッフコメント:ワールドミニズより、マインドワークスタジオ セラフィム(胸像)が登場。マインドワークスタジオ独特の、重厚且つアーティスティックな雰囲気で仕上げられています。
メーカー塗装見本では、セラフィムの鎧がノンメタリック塗装で塗られていますが、「ノゾミスト@電職」様はメタリック塗装で仕上げられています。
黒色を下地にされた上から、ファレホ メタルカラー ホワイトアルミで塗られていて、発色に重厚感を出されています。また鎧の丸モールドには、ゴールドでアクセントをつけられたワンポイント塗装をされています。
「ノゾミスト@電職」様は、セラフィムの翼にドライブラシ塗装やピグメントを使い、造形モールドを浮き立たせて立体感を出されています。
マインドワークスタジオ独特のアーティスティックな造形に質感が加わり、まるで彫像のような雰囲気に仕上がっております。
スタッフコメント:東方Projectより博麗霊夢が登場。イベントディーラー 桜前線様のキットを使われています。巫女キャラクターといえば、多くの方が博麗霊夢を想像するほどの人気キャラクターを、見事にファレホ塗装で仕上げられた作品となっています!
そしてこちらの作品は、ガールズフィギュア部門にて「銅賞」を受賞されました!おめでとうございます!
「ルベン」様は、霊夢の塗装には全てファレホを使われています。カラーリングもキャラクター設定をそのままに、白と赤を基調とした「王道」の巫女カラーで仕上げられています。
またアイペイントされた霊夢の表情も、明るい陽気な性格がそのまま表現されていて、可愛らしく仕上がっています!
服のシワは、ファレホ ウォッシュで仕上げられていて、丁度いい濃淡が自然なシワを生み出しています。また髪の毛のドライブラシは、髪の細かいモールドを浮きたたせていて、立体感を演出しています。「ルベン」様の塗装技術が詰まった作品となっております!
スタッフコメント:前回のファレホペイントコンテストにて、フリー部門「銅賞」を受賞された「わくわくさん」様が、今回もご参加くださいました!
今回はロボ、メカ部門でエントリーされており、制作されたのはハセガワ 超時空要塞マクロス 愛・おぼえていますか 1/72 クァドラン・ロー"ミリア"となっています。
最新技術で新規造形された機体を、光沢メタリック塗装にて仕上げられた作品となっていて、コックピットにはパイロット「ミリア639」もしっかり搭乗されています。
やはり目を引くのは、機体の光沢メタリック塗装ですね。パイロット ミリア639のパーソナルカラーである「赤」をメタリックレッドに塗装されて、光沢コーティングを施されています。
特にコーティングには力を入れられていて、ガイアノーツ EXクリアを4~5回ほど重ねた後、コンパウンドによる研ぎ出しで光沢表面を均一化することによって、更に光沢度の高い表面仕上げをされています。曲面の多いクァドラアン・ローにピッタリな仕上げ方ですね!
クァドラン・ローのコックピットハッチはオープン状態で、中のパイロット ミリア639が見えるようになっています。「わくわくさん」様は、ミリアやコックピット内部をファレホで塗装されていて、ドライブラシで仕上げられています。クァドランの「光沢面」とコックピットの「つや消しドライブラシ」の両方を一度で楽しめるところが、本作品の見所となっております!
スタッフコメント:美少女モデル×メカモデルの「王道」ミキシング作品が登場。使われているのは、コトブキヤ 武御雷 Tyre-00Cとフレームアームズ・ガール アヤツキで、武御雷のデザインに寄せた組み合わせとなっております。
「趣味廃人のドラさん」様は、アヤツキのフェイスにも力を入れられていて、フェイスにはドールアイを組み込まれるカスタマイズをされて「目線の追従効果」を出されています。また、髪の毛にはパールコートがあり、角度によって見えるパールの光彩が綺麗な輝きを演出しています。
キャラクター作品のフェイスは重要ポイントのため、「趣味廃人のドラさん」様の熱意が伝わってくる仕上がりとなっていますね!
コーティングとして全体に「Mr.スーパースムースクリアー」を使われているため、作品の艶がきめ細かく上品な仕上がりとなっています。
また長刀やジャンプユニット、要所に使われているメタリック塗料がポイントとなっていて、作品のきめ細かい艶消しの中にキラリと光るメタリックの輝きがアクセントとなっております!
スタッフコメント:「そうにゃん」様の今回2作目は、フリー部門でのエントリーで、ハセガワ 1/72 Su-33 フランカーD"UAV"が登場。
メーカーオリジナル設定で作られた「Unmanned Aerial Vehicle(無人航空機)」のフランカーDを、人気ゲームソフト エースコンバットの第3作目「エースコンバット3」のパッケージをモチーフに制作されています。
UAVの機体は、なんといってもキャノピーの違いが最大の特徴となっております。通常の有人機は、キャノピーが透明でパイロットやコックピット内部が見えるのですが、無人機はその名の通りパイロットが乗っていないのでコックピットもありません。そのためキャノピーの代わりにフェアリングパネル(装甲)が取り付けられています。
ゲームパッケージのモチーフということもあり、機体のカラーリングだけでなく、しっかりと「UPEO」のマークとロゴが入っているのも見所となっています。
また機体の細かいパネルラインも、スミ入れで綿密に仕上げられていて、「そうにゃん」様のこだわり要素が楽しめる完成度の高い作品となっております!
スタッフコメント:今回4作目となる「K」様の作品をご紹介させていただきます。いつも素敵な作品ありがとうございます!
ワールドミニズより、ゼロテ社 魔神が登場。全身に炎を纏い、高所から見下ろす姿はまさに「炎の魔神」が相応しいといえるでしょう!全高20㎝以上となるサイズはまさに大迫力の作品となっております!
「K」様は、スチレンボードで魔神の台座を更に高く大きく作られ、ボリュームを出されています。そしてその周りを透明粘土やリキテックス ジェルメディウムを使われて「炎」の形を表現されています。
炎の塗装には、燃えさかる部分を蛍光オレンジで塗られていて、炎が燃えている表現をされています。
蛍光オレンジ→赤→黒といった順にカラーリングで温度変化が見られることから、黒く塗られた台座はまるで炎で焦げたような想像ができますね!
魔神の顔や胸部が炎と同じ色で塗られていて、まるで体内で炎が燃えさかっているかのような表現となっています。逆に、外側の皮膚が黒く塗られていて、硬い鱗のような表現となっていることから、魔神の体内で燃えさかる炎が、硬い皮膚で覆われているかのような表現となっております。
炎の魔神の凄まじさが伝わってくる作品となっております!
スタッフコメント:大人気ソーシャルゲーム Fate/Grand Orderより、水着アルトリア キャスターが、霊基再臨2のコスチュームにて登場。イベントディーラー グリズリーパンダ様のキットを使われています。可愛らしい衣装や、身の丈を超える大剣が特徴的な作品となっております。
霊基再臨2コスチュームの基調となるパステルカラーを、見事なグラデーションで再現されていて、アルトリアの特徴ともいえる透き通るような白い肌色を、キャラクターのイメージ通りに塗装されています。
また「猟」様独自のアレンジとして、前髪のハイライトや瞳の星模様などを加えられて、水着アルトリア キャスターを可愛らしく仕上げられています。
アルトリアを正面から見るとメイド服のようなデザインが強いのですが、後姿は背中が大きく開いていることから、水着としてのデザインなのが良くわかりますね。
背中は特に「猟」様の繊細なグラデーション塗装が見所となっています。肌色は濃淡の使い分けによって薄い色合いながらも、しっかりと立体感を出した塗装表現となっています。髪の毛の淡い塗装も素晴らしく、「猟」様の繊細で美しいエアブラシ塗装がうかがえる作品となっております!
さて、今回のご紹介はここまで!
今後もコンテストの参加作品を順次ご紹介してまいります。次回を是非お楽しみに!
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