皆さんこんにちは!
ホビー天国2-3階担当スタッフです!
6月も下旬に差し掛かり、いよいよ夏もすぐそこまでやってまいりましたね。
今週は雨予報が多い週となっていて、関東では遅めの梅雨入り予報となっています。この時期にエアブラシを使うと「水吹き」現象が起こりやすいので、塗装作業は特に注意しましょう!
さてそれでは、ファレホペイントコンテスト2の作品紹介を行ってまいります!
今回も様々な力作が登場しています!「ファレホペイントコンテスト2 作品紹介⑰」ご覧ください!
スタッフコメント:「蒼不動」様が2作目をお持ちくださいました!今回はミニチュアペイント部門でのエントリーで、ビッグチャイルド 暗き日輪の導き手ヴァレリアが登場です。
メタリックに仕上げられた黄金の鎧が非常に目を引く作品となっていますね!
ヴァレリアの鎧にはメタリック塗料を使われていて、ゲームカラー グロリアスゴールドやメカカラー ゴールドを中心に塗られています。
更に鎧の質感を出すため、各ゴールドの上からウォッシングをされたとのことです。ウォッシングによって浮き立たされた細かいモールドがリアルな質感となっております!
ヴァレリアが左手に持っている盾も、鎧と同じ塗装方法で塗られています。
またアクセントとして、中心のレリーフは太陽と月で色を分けて塗られたり、部分的にグロリアスゴールドをそのまま塗られていたりと、鎧とは違った仕上がりも見所となっております!
スタッフコメント:アニメで話題となった「お兄ちゃんはおしまい!」より 緒山まひろが登場。イベントディーラー デルタ工房様のキットを使用されていて、ガールズフィギュア部門にてエントリーです。
パステル調で仕上げられた作品となっていますが、「0x59」様はアクセントとしてスカートにパールを使われたとのことです。光の加減で見えるパールの輝きがとても綺麗ですね!
実は「0x59」様は今回初めてガレージキットを作られたのだそうです!初めて作られた作品を、ファレホコンにお持ちいただけるとは嬉しいですね!
台座や小物の単行本などはキットに付属されておらず「0x59」様がカラー印刷で作られたとのことです。実は、まひろちゃんが持っているのは単行本④巻となっていて、台座にあるのが①②③巻といった隠し要素があるのだそうです。
初めて作られた作品で、ここまで作り込まれている「0x59」様のセンスは素晴らしいですね!
ゲームズワークショップよりウォーハンマー作品が登場。エイジ・オブ・シグマーとウォーハンマー40000のフィギュアを多数使われた複合作品で、写真では伝えきれない圧倒的大ボリュームとなっております!
そして今回のフリー部門にて見事「金賞」を受賞した作品となります!おめでとうございます!
「壁職人」様は、ゲーム内の駒である「レギオン・オブ・ナガッシュ(死霊王ナガッシュ)」が一番のお気に入りとされていて、本作品でも中央部にナガッシュを配置されているとのことです。
写真をご覧の通り、キャラクターそれぞれの塗り込みは凄まじく、色数も多く使われているのが一目で分かりますね!この塗装の8割がファレホで塗装されているとのことです!
「壁職人」様は、多数の作品をそれぞれイメージカラーごとに分けられています。
そしてそれぞれのイメージカラーを考慮されつつ、巧みなグラデーション塗装によって各フィギュア同士の境界線を繋ぎ合わせることで、独立した作品同士が融合するかのような塗装をされています。
幻想的な色合いが、ファンタジー作品としての完成度を非常に高くしていますね!
スタッフコメント:ガールズフィギュ部門より、コトブキヤ フレームアームズガール マガツキ崩天が登場。メタリックピンクの装甲がひときわ目立つ作品となっております。
また今回、スタッフセレクト賞を受賞された作品でもあります!おめでとうございます!
マガツキ崩天の設定としては、赤を基調としたカラーリングとなっていますが、本作品は「sakuzima」様独自のアレンジとして「メタリックピンクつや消し」仕上げとなっています。
メインカラーのメタリックピンクですが、ファレホ メタルカラー クロームを下地にされて、上からモデルカラー 透明レッドをエアブラシで薄吹きされたとのことです。
クロームの細かい粒子と、透明レッドの艶消し感によって、質の高いメタリックピンクの輝きになっていますね!
「sakuzima」様は、マガツキの肌や髪といった本体そのものは通常の「つや消し」仕上げとされていて、装備品を「つや消しメタリック」仕上げとされています。
ファレホの特徴である「つや消し」要素に加えて、部分ごとに質感を変えていることで、メタリック塗装が中心の作品でありながら「落ち着き」と「品」のある作風に仕上がっております!
スタッフコメント:皆さんご存知の日本を代表する怪獣「ガメラ」が登場!使われているのは、エクスプラス ガメラ3 邪神覚醒 1/700 ガメラ(1999)で、映画 ガメラ3にてクライマックスシーンをイメージされた作品となっております。
映画 ガメラ3のクライマックスシーンにて、炎上した京都の街をイメージされて、ガメラや台座を塗られています。
特にガメラに塗装されている「炎の照り返し」には、スパッタリング塗装で「火の粉」も塗り込まれており、町が激しく炎上している様子がうかがえるリアルな表現となっています。
台座は、燃えさかる街の炎をイメージされた塗装をされています。
炎の塗装方法は、塗料を筆やティッシュなどに含ませて叩き付けながら塗られたとのことです。炎の激しさが伝わってくるような臨場感ある表現となっていますね。
スタッフコメント:今回5作目となる「馳走」様の作品をご紹介させていただきます。
フリー部門より、タミヤ 1/12 ドゥカティ888 スーパーバイクレーサーが登場!90年から3年連続チャンピオンに輝いたスーパーバイク世界選手権の王者「ドゥカティ888」を再現した作品となっております。
「馳走」様は、塗装の中でもしっかりとした発色を出すのが難しい「赤」色にファレホで挑戦されたとのことです。
結果は写真をご覧の通りで、塗りムラもない鮮明な赤色で仕上がっています!
「赤色」などは下地に影響されやすく透かしやすいため、下地を塗りムラなくしっかりと均一に作り上げることが成功のポイントですね!
「馳走」様は、デカール(水シール)を貼られる際に、ファレホ「デカールフィックス」を使われています。
デカールフィックスは、デカールの接着性を高めるもので、水溶性なのでデカールがヒビ割れたり破れたりせず、綺麗にデカールが貼れるのが特徴となっています。
写真の通り曲面にも綺麗に貼れるので、デカール貼りにおすすめですよ!
スタッフコメント:皆様ご存知のファイブスター物語より、ボークス IMS 1/100 S.S.I.クバルカン ザ・バングが登場!
クバルカン法国神官長 ノンナ・ストラウス(慈悲のノンナ)の駆るMH「カーディナル・バング」をイメージしつつ独自のアレンジを施されたカラーリングとなっております。
皆様左手のベイルにお気づきでしょうか?これは従来のIMS ザ・バングに付属されているベイルではありません。ボークス F.S.S.ガレージキット「1/100MMシリーズ 破裂の人形 クバルカンの象徴」に付属のベイルなのです!(単行本5巻175頁にて登場)
尚、カーディナル・バング自体が本編未登場のため、詳細不明ではありますが、ガレージキット「クバルカンの象徴」をご存知な上お持ちであるとは驚きです!「多幸」様は、相当なF.S.S.マニアですね!
「多幸」様はバングの特徴的な模様を「ラップ塗装」にて付けられたとのことです。そこへファレホの赤を4色使い点描し、乾燥してから塗膜の盛り上がった部分を削って模様を仕上げられたとのことです。
錆び模様のようにも見えるパターンには、一つとして同じものがなく、まるでアート作品のような雰囲気の仕上がりとなっていますね!
スタッフコメント:戦車アニメでお馴染みのガールズ&パンツァーより、ボークス キャラグミン 1/7 武部沙織(水着ver.)が登場!ピンク色のスイムスーツが、ムードメイカー的な存在の武部に良く似合っていて、可愛らしい作品となっております。
そして今回、スタッフセレクト賞を受賞された作品でもあります!おめでとうございます!
「T」様は、武部沙織の設定カラーに忠実に、あたかもメーカー作例のようなお手本となるような美しい塗装をされています。
また、肌色部分やソックスはつや消し、それ以外を半光沢で仕上げるといった工夫で、作品にアクセントをつけた仕上げ方をされています。
髪の毛にはこだわりを持って塗装されたとのことです。
武部のヘアカラーのオレンジをベースに、シャドウにはピンク、ハイライトにはイエローを使われて塗られています。
エアブラシならではの柔らかいグラデーション塗装により、武部の可愛さが更にアップされて仕上がっていますね!
さて、今回のご紹介はここまで!
今後もコンテストの参加作品を順次ご紹介してまいります。次回を是非お楽しみに!
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