皆さんこんにちは!
ホビー天国2-3階担当スタッフです!
今年もエアブラシ塗装の天敵「梅雨」の時期が訪れようとしています。(天気予報によると今年は梅雨入りが遅いようです)
この時期は湿気が多く、エアブラシ塗装をすると雨が降っていなくても「水吹き」が起こりやすいです。ですので、エアーレギュレーターや簡易フィルターを常設しておくと、思わぬ事故防止に役立ちます。長時間作業をしないのであれば、簡易フィルターがコストも安くオススメです!
エアブラシ塗装の予定がある方は気をつけて作業してくださいね。
それでは、ここからはファレホペイントコンテスト2の作品紹介を行ってまいります!
今回も様々な力作が登場しています!「ファレホペイントコンテスト2 作品紹介⑭」ご覧ください!
スタッフコメント:PFワークスより、エストレラ Good morning ver.がミニチュアフィギュア部門にて登場。シンプルなカラーリングは、筆ムラのない綺麗な仕上がりとなっていて、塗分けの一つ一つが丁寧に作り上げられている作品となっております。
エストレラの少し笑っている表情も「息抜き」をしている雰囲気が漂っていますね。
「ツイたく」様はエストレラのシャツを、シンプルな白色のカラーリングと造形モールドを生かした塗装で表現されていて、特にシャツの白色をしっかりと発色させることを意識して塗られたとのことです。
先にシャツを白く塗ってからシワの陰影を塗ると「影を塗り過ぎてしまう」恐れがあるため、シャツをグレーに塗装してから「シワにグレーの影が残るように」白を塗り重ねられたとのことです。この方法により、シワの陰影が濃くなりすぎず自然な立体感を出して、清潔感ある白いシャツに仕上がっています。
エストレラの特徴的なヘアースタイルを「ツイたく」様は単色で塗られていて、筆ムラのない丁寧な筆運びで仕上げられています。
シャープな髪の造形やモールドは、塗料が乗り過ぎないよう丁寧に塗られているため、ライティングによる髪の陰影もしっかりと出ていて、立体感あるヘアースタイルとなっています。
作品の全体像はシンプルですが、一つ一つに気配りがあり、作品における「ツイたく」様の丁寧さが伝わってくる仕上がりとなっていますね!
スタッフコメント:前回のファレホペイントコンテストにて、ミニチュアペイント部門「銀賞」、フリー部門で「銀賞」を受賞されている「シラカワマヨ」様が、今回もご参加くださいました!
「シラカワマヨ」様は、ミニチュアフィギュアやスケールフィギュアなどの作品を中心につくられており、今回もガールズフィギュア部門をはじめ、複数部門にエントリーされています。いつも素敵な作品ありがとうございます!
それでは「シラカワマヨ」様の1作目からご紹介させていただきます。
ガールズフィギュア部門より、イベントディーラー GS重工様のオリジナルキャラクターキット シスターエレナが登場。狐をモチーフとした巫女のようなシスターという特徴的なキャラクターとなっております。
シスターエレナの赤色が綺麗に発色していることがお分かりでしょうか?
塗装したことのある方であれば一度は経験したことがあるかと思いますが、「赤」色を鮮やかに発色させるのは思いのほか大変なものなのです。
赤などの彩度の高い色は下地に影響されやすく、思い通りに発色しないといった塗装のアクシデントが起こりやすい色なのです。
そこで「シラカワマヨ」様は、塗装によるアクシデントを避けるためにファレホの隠ぺい力と発色の良さに注目されて、シスターエレナの「赤」系色にファレホを使われています。写真でおわかりの通り「赤」色が鮮やかに発色していて、シスターエレナの魅力を引き出していますね。
「シラカワ」様は、ファレホの特徴をしっかりと理解されて使い分けられているのが流石です!
「シラカワマヨ」様は、シスターエレナをディーラー様の塗装作例と同じように赤、白、黒を基調として塗られていています。シスターエレナはパーツごとに色分けや曲面が多いため、マスキングや塗り分けなどの精密作業が要求されるほか、肌色の発色や質感、キャラクターの命ともいえるアイペイントが重要となってきます。
「シラカワマヨ」様の豊富な塗装経験によって精密な塗り分けはもちろん、肌色の発色は繊細なグラデーションにより柔らかく塗装されています。そしてアイペイントも細やかな描き込みが、シスターエレナに命を吹き込み、完成度の高い仕上りとなっております!
スタッフコメント:続きまして「シラカワマヨ」様の2作目をご紹介させていただきます。皆様ご存知のウルトラマンシリーズより、ウルトラマントリガー カルミラが登場。イベントディーラー 山林工業様のキットを使用されて、モンスター部門にてエントリーです。
カルミラは、ご覧の通りにシルバーを基調としたメタリックな色合いのカラーリングとなっています。「シラカワマヨ」様は、劇中設定に寄せた配色で塗装されていて、羽衣状の装飾なども光沢感を抑えた光彩で仕上げられています。
持ち味の丁寧な塗装で仕上げられており、塗りムラのない銀色の塗装面からは滑らかさを感じさせるほどの質感となっております。
「シラカワマヨ」様は、カルミラに付属されている台座を更に大きく重く安定させるために、造形が似ている天然石を使用してアレンジされたそうです。
レジンと石の接着には、リキテックス テクスチュアジェル ライトモデリングペーストを使い、台座と天然石の境界線を繋がれたとのことです。
ライトモデリングペーストは、軽くて割れない盛り上げ用下地剤で、レジンと石などの違う素材同士を繋ぐのにも適しているのだそうです。最後に全体をファレホで塗装することで、違和感なく仕上げられています。ファレホのつや消しブラックが石の質感を見事に表現していますね。
さて、今回のご紹介はここまで!
今後もコンテストの参加作品を順次ご紹介してまいります。次回を是非お楽しみに!
現在開催中「ファレホペイントコンテスト3」の詳細はこちら↓
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