秋葉原ホビー天国2

『ファレホペイントコンテスト2』引き続きエントリー作品紹介⑫

 秋葉原ホビー天国2 

皆さんこんにちは!
ホビー天国2-3階担当スタッフです!

皆様、5月も後半へと差し掛かってまいりました!
ファレホコン3に向けて作品制作は進んでおりますでしょうか?
「ちょっと見てほしい!」などの作品が出来上がりましたら、ぜひ「ファレホペイントコンテスト3」へのエントリーを考えてみてくださいね。作品受付は6/1(土)から!皆様の楽しい作品をお待ちしております!

それではこちらでは引き続きコンテスト2の作品紹介を続けてまいります!

今回も様々な力作が登場しています!「ファレホペイントコンテスト2 作品紹介⑫」ご覧ください!



HT-036-1.jpg

参加部門F:フリー部門
作者名:ぷらに
メーカー名:バンダイ
作品名:ヨーダ
ファレホ使用率:90%
コメント:ファレホで筆塗りしました。ライトセイバーの発光を表現しました。

スタッフコメント:前回のファレホペイントコンテストにてガールズフィギュア部門「銅賞」を受賞された「ぷらに」様が、今回もご参加くださいました!

「ぷらに」様は、前回ミニチュアペイント部門と、ガールズフィギュア部門の2部門にエントリーくださっており、人肌の柔らかいグラデーションや、小物などの精密な描き込みを特徴とした作品を作られております。
今回もミニチュア、ガールズ部門を含む複数部門にてエントリーいただきました!

1作目はフリー部門より、バンプレスト スターウォーズ ワールドコレクタブルフィギュアvol.4の「ヨーダ」をリペイントされた作品をご紹介です。凛々しい表情でライトセーバーを構えたポーズが、実に格好良いですね!



HT-036-2.jpg
側面や後側から見るとよくわかるのですが、ライトセーバーの輝きが非常にリアルに表現されております!
スターウォーズを知っている方ならばライトセーバーの輝き方をよくお分かりと思いますが、刀身自体は明るいもののその周囲はぼやっと輝いているのが特徴の光剣となっています。私たちの身近なものではペンライトやサイリウムなどの輝きが似ていますね。
「ぷらに」様は、ライトセーバーの光源である刀身を中心に「近いほど緑色を濃く」塗られ「離れるほど緑色を薄く」塗られています。そして、ローブのシワや高低差に対し、輝きが届く場所と届いていない場所をしっかりと計算して塗り分けをされ、且つ輝きの距離をライトセーバー周辺のみと短く設定することにより、ライトセーバー独特の輝きを見事に表現されております!



HT-036-3.jpg
この「ヨーダ」の見所はライトセーバーの輝きだけではありません。同じフィギュアをお持ちの方は一目でお気づきと思いますが、塗り込みや塗り分けを非常に細かく行っており、造形を活かしつつ立体感や質感を徹底的に再現されています。
「ぷらに」様の塗装技術の高さやセンス、光源の位置を意識した陰影のつけ方が非常にハイレベルであることがうかがえる作品となっております!



HT-037-1.jpg

参加部門E:モンスター部門
作者名:ぷらに
メーカー名:ボークス
作品名:鬼太郎と猫娘
ファレホ使用率:90%
コメント:主にファレホで筆塗りしました。猫娘の目は独自に描き込みました。

スタッフコメント:続きまして「ぷらに」様の作品をご紹介いたします。
モンスター部門より、ボークス 塗るプラ「鬼太郎」と「ねこ娘」を使われた作品です。葉っぱなどの小物やシーナリーを組み合わせたアイデアあふれるジオラマとなっております。
「雨宿り中に居眠りしてしまった鬼太郎を起こさないように、後ろをこっそり歩くねこ娘」といった動きがある構図となっていて、とても見ごたえのある空間が演出されています!



HT-037-2.jpg
鬼太郎やねこ娘のキットそのものに手は加えられておらず、キャラクターの配置や塗装、ジオラマ素材を組み合わせて「雨宿り中に居眠りをしてしまった鬼太郎」というシチュエーションを表現しています。
絶妙なキャラクターの位置取りに加え、ジオラマ素材のリアルな質感と「ぷらに」様の柔らかくも明暗のついたグラデーション塗装がリアルな空間を生み出しております。
また大きな葉っぱの上の水滴や目玉おやじの岩下にある水たまり、湿り気のある地面の表現などで「雨上がり」の雰囲気を見事に演出されていますね。




HT-037-3-1.jpg
一枚目の写真からお気付きの方もいると思いますが、ねこ娘の目は「ぷらに」様が独自にアレンジされて描き込まれています。
ショートカットに赤いワンピースといった「ねこ娘の特徴」を残しつつ、オリジナル要素を加えることで元ネタとのギャップを表現されています。「ぷらに」様のユーモラスな発想も、この作品の見どころとなっていますね。



HT-038-1.jpg

参加部門D:ガールズフィギュア部門
作者名:ぷらに
メーカー名:左手工房
作品名:蛇目樽子
ファレホ使用率:90%
コメント:主にファレホで筆塗りしました。リボンの描き込みがんばりました。

スタッフコメント:またまた「ぷらに」様の作品をご紹介!
ガールズフィギュア部門より、左手工房 蛇目樽子が登場です。
全体を柔らかいグラデーションで表現されており、商品のパッケージ写真と比べると大きくイメージが変わるほどの塗装を施されております。
そして今回、ガールズフィギュア部門にて「銀賞」を受賞された作品でもあります!おめでとうございます!



HT-038-3-1.jpg
蛇目樽子のパッケージ写真と作品を見比べると「ぷらに」様が、対称な色合いで塗装されているのがわかります。
分かりやすいのは髪の毛やシャツで、パッケージ写真は金髪・茶髪といった明るいカラーリングの髪色に対し、作品は濃い茶色の髪色となっています。シャツの色も白色に対して紫色となっているため、「明と暗」を意識した配色にされているのがわかります。
実は目線も逆向きに描き込まれているので、パッケージ写真を隣に置くと完全に左右対称の構図が出来上がるところが面白いですね!



HT-038-2-2.jpg
胸元のリボンのストライプ模様にお気付きでしょうか?元々リボンは赤一色なのですが、「ぷらに」様はストライプ模様を描き込まれて華やかさを演出されております。襟の白いラインも同様に描き足されたものになります。
またヘッドホンのハウジング部分が、メーカー塗装見本では黒色のシックなデザインとなっていますが、作品では黄色い「スマイリーフェイス」が描き込まれています。色の持つ華やかさやキャラクター性の「和み」といった細かいところまで、対称的な作品として表現されていますね。






HT-039-1.jpg

参加部門A:ミニチュアペイント部門
作者名:ぷらに
メーカー名:ネコギャラクシー
作品名:ロージー&ソラヤ
ファレホ使用率:80%
コメント:主にファレホ筆塗りしました。

スタッフコメント:今回ラスト4作品目も「ぷらに」様の作品をご紹介させていただきます。

ミニチュアペイント部門より、ネコギャラクシー ロージー&ソラヤが登場。
元々はロージーとソラヤが別々でパッケージされおり台座も半分に分かれているのですが、二人を組み合わせると台座が円形となり「ロージー&ソラヤ」といった構図が完成するのです。
「ぷらに」様の得意とされる人肌の柔らかいグラデーションや陰影、繊細な塗り分けによる質感表現により、サイバーパンクワールドを見事に表現されております。

そしてミニチュアペイント部門にて「銀賞」を受賞された作品でもあります!おめでとうございます!
今回「ぷらに」様は合計4作品をエントリーくださっており、そのうち2作品が受賞となっています!素敵な作品ありがとうございます!



HT-039-2-2.jpg
「ぷらに」様は独自の色彩によって「ロージー&ソラヤ」を塗装されております。特に分かりやすいのはロージーのピンク色のシャツで、公式写真ではソラヤと併わせた黄色いシャツになっています。褐色肌の柔らかいグラデーションやシャツのピンク色から「女性らしさ」を一層感じさせる表現をされていますね。
また小物や、オブジェクトなどのカラーリングを全体的に変えつつも、サイバーパンクワールドの世界観をしっかりと表現されているところから「ぷらに」様の想像力でイメージが強く固められていることが窺えますね。



HT-039-3.jpg
一見シリアスな作風に見えますが、「ぷらに」様は今回の作品にもしっかりとユーモラスな表現を取り入れられております。
ソラヤのシャツに「猫シルエット」が入っていたり、右足を乗せているガードレールにも「NEKO」の文字や猫顔までもが描かれていて、本作品でも楽しみながら制作されていたのがうかがえますね。
ネコギャラクシー独特のハードな世界観を表現しつつ、所々に入れ込まれている可愛らしくユーモアたっぷりなイラストや落書きを探すのもこの作品の見どころとなっております!



さて、今回のご紹介はここまで!
今後もコンテストの参加作品を順次ご紹介してまいります。次回を是非お楽しみに!


次回開催「ファレホペイントコンテスト3」の詳細はこちら↓
只今レジにて申込用紙配布中です!

■ファレホペイントコンテスト3
申込用紙配布:レジにて絶賛配布中!★今ココ!
作品受付期間:2024年6月1日(土)~2024年7月7日(日)
人気投票受付期間:2024年7月13日(土)~7月28日(日)
結果発表&表彰式:2024年8月4日(日)
作品返却期間:2024年8月25日(日)迄