皆さんこんにちは!
ホビー天国2-3階担当スタッフです!
いよいよ大型連休GWですね!皆さんは作られる模型はもうお決まりでしょうか?せっかくの大型連休なので、パーツ数の多いキットや大型キットがつくり時ですね。もちろん塗装作業に専念するのもいいと思いますよ!
それではコンテストの作品紹介へと参りましょう!
今回も様々な力作が登場しています!「ファレホペイントコンテスト2 作品紹介⑩」ご覧ください!
スタッフコメント:バンダイよりHGUC イフリート・ナハトのカスタム作品が登場。ナハトは、ゲーム 機動戦士ガンダム戦記で登場しており、ジャミングやステルス性能といった機能を持ち、白兵戦に特化したMSです。
本作品では、機体色の他にマントや2本の剣など、大胆なカスタムをされております。
「Soo」様は、ナハトの設定を活かして更に近接戦強化したカスタムをおこなっており、アンチ・ビーム・コーティング・マントやコールド・ブレードの2本装備などで、隠密行動+殲滅力を追求した機体にカスタムされております。
カラーリングには、自身の好きな緑色を使用されており、ファレホ マットバーニッシュでコーティングされた後に、タミヤ ウェザリングマスターで仕上げられたとのことです。
機体のエッジはボカシ塗装で鋭く強調されているほか、可動部付近にはシルバーのチッピングで塗装ハゲも表現されていて、情報量の多いウェザリングとなっております。
またモノアイにはVCドームを使われていて、少しの光量でもモノアイが光るように工夫されています。
アンチ・ビーム・コーティング・マントは、布の質感がとてもよく出ていて、イフリート本体と似合うように艶消しウェザリング塗装で仕上げられております。またご覧のとおり見せ方も工夫されていて、マントがはためくようにベーススタンドの支えにうまく乗せているのがわかります。存在感あふれるマントの見せ方で「カッコイイ!」の一言が似合う作品に仕上がっていますね!
スタッフコメント:イタリアの都市ヴェネツィアの象徴である「有翼の獅子」を思わせる作品は、HOT GOBLINの「ウィングド・ライオンに乗っているアガタ」で、120㎜を超えるミニチュアとなっており、台座を含めると実に200㎜近い大型作品となります。
また今回、モンスター部門にて銅賞を受賞された作品でもあります!おめでとうございます!
本作品は筆塗りのみで塗装されていて、サーフェイサーも含めてすべて水性塗料を使われています。またサーフェイサー以外は全てファレホで塗装されているとのことです。
「きなこもち」様は、ミニチュアペイントを始めて1年ほどの経験者とのことですが、その基礎塗装技術は高く、細部の塗り込みや柔らかいグラデーション、陰影のつけ方など、非常に見どころの多い作品となっております。
特に陰影は、ハイライトとシャドウの差を大きくされているため、作品全体が立体感あふれる仕上がりになっていますね!
背面では、アガタの全身や小物衣装の詳細がみられるほか、正面同様に「きなこもち」様の妥協しない塗り込みも見所となっております。
また、台座はスタイロフォームでその殆どを作られていて、キットに造形されている岩の一部に合わせてスタイロフォームを岩の形にカットされたものを木製台座と組み合わせているのだそうです。塗装にはウェザリングエフェクトを使われていて、フィギュアを目立たせるように暗めの色で仕上げられたとのことです。ライオンとアガタを引き立たせる見せ方は流石ですね!
スタッフコメント:引き続きまして「きなこもち」様の2作目をご紹介いたします。ミニチュアペイント部門より、ビッグチャイルド ケイ卿が登場。威風堂々たる表情が良く似合うケイ卿を、繊細な塗り分けと塗装技術で表現されています。また各所の質感や光の照り返しなど見所の多い作品となっております。
尚、こちらの作品はミニチュアペイント部門にて銅賞を受賞されていて、なんと「きなこもち」様は2部門において受賞となります!おめでとうございます!
ケイ卿がマントを羽織っている姿なので、殆どマントのみの後姿となります。ですが、このマントの塗装も見所の一つとなっています。
「きなこもち」様は、マントのハイライトとシャドウの強弱を大きく使われていて、陰影を強く出されています。それによって実際のモールドよりも深く彫りが見えて、ダイナミックかつ力強い表現を生み出していますね。
ケイ卿の鎧にはメタリック塗料が使われていますが、ハイライト以外にメタリック塗料独特の輝きはなく、陰影の塗り込みが目立つ仕上がりとなっています。「きなこもち」様は、使い込まれた鎧には「くすみ」があるとの想像から、鎧の自然な色味を意識されてこのように仕上げられたとのことです。「くすみ」にはファレホウォッシュを使われていて、一色では深みが足りないと二色を混色されて塗られたそうです。
また足元の青い光の照り返しには特に気を使われたとのことで、何度もパッケージと見比べて塗り重ねをされたそうです。魔宝石のような青い光が、鎧にぼやっと照り返されていて、幻想的な雰囲気を見事に表現されていますね!。
さて、今回のご紹介はここまで!
今後もコンテストの参加作品を順次ご紹介してまいります。次回を是非お楽しみに!
6月開催「ファレホペイントコンテスト3」の詳細はこちら↓
現在レジにて申込用紙配布中となっています!