皆さんこんにちは!
ホビー天国2-3階担当スタッフです!
ようやく春らしい気温になってきましたね!エアブラシ塗装の季節到来です!
制作しやすい時期になってきたので、塗装前で止まっているキットや積みプラなどを一気に作り上げてしまいましょう!
ですが、まだ夜は肌寒いので、遅くまで作業される方は風邪などをひかないよう注意してくださいね。
それでは恒例の作品紹介へと参りましょう!
今回も様々な力作が登場しています!「ファレホペイントコンテスト2 作品紹介⑨」ご覧ください!
スタッフコメント:「小泉けん」様の2作目は、ガンプラ作品 MGSD ガンダム・バルバトスで、今回はフリー部門でのエントリーとなります。
ファレホ塗装の上からウェザリングをされており、ウェザリングマスターを使用した手法は今回も健在となっております。濃すぎないグレーのボカシによって白い装甲のエッジが浮き立ち、立体映えをする仕上りとなっております。
皆さんもご存じのとおり、本キットはSDガンダムの躯体にMGの技術が組み込まれているため、SDでありながらギミックはもちろん、表面のディテールが段違いに精密に作られています。「小泉」様は、そのキットの素晴らしさを活かし、キットの表面には手を加えずそのまま塗装をされております。特にファレホでの塗装はつや消し仕上がりになるためウェザリングとも相性が良く、情報量が多いキットほどその精密さがよくわかるものです。
MGSDバルバトスは、MGと称するだけあってSDガンダムキット独特の「肉抜き」などは一切ありません。そのため背面でも簡略化されるパーツはなく、キットの緻密なディテールを見ることができます。シャフトやシリンダーなど、メカニカルな情報が多いため、「小泉」様のように部分的にメタリックカラーを取り入れると、非常に見ごたえのある背中へと生まれ変わります!
スタッフコメント:前回のファレホペイントコンテストに参加された「そうにゃん」様が、今回もご参加くださいました!なんと今回は複数部門にてご参加くださっております!素敵な作品ありがとうございます!
それでは「そうにゃん」様の1作目をご紹介しましょう!
ロボ、メカ部門より、ガンプラ作品が登場。EG 1/144 ビルドストライクエクシードギャラクシーを使われており、カラーリングはストライクガンダムをイメージされたカスタム作品となります。
「そうにゃん」様は、if設定としてストライクガンダムのバリエーション機体を作られており、高機動型ガンダムのシルエットをイメージされて今回の作品をつくられたそうです。
ビルドストライクエクシードギャラクシーは、ストライクガンダムを元にデザインされていて形状がよく似ているため、カラーリングを変えるだけで後継機のような印象が強くなります。各部のデザインを見比べると相違点は多いのですが、シルエットがほぼ同じために、カラーリングを似せるとストライクのバリエーション機体のように見えてしまうところは、「塗装」の面白いところですね。
背中には、高機動型機体によく見られる大型バックパックを装備しており、脚部のスラスターなども見られることから、この機体の機動力が高いものであることが窺えます。また全身の様相と左腕のシールドから、この機体がストライクガンダムのMSVであることが想像できるため、「高機動型ストライク」という呼び名が相応しい機体ではないでしょうか。
スタッフコメント:続きまして「そうにゃん」様の作品をご紹介!2作目は、コトブキヤ アルシアの通常版とアナザーカラー版の二人一組となった作品が登場。ガールズフィギュア部門にてエントリーとなります。
透き通る白い肌と健康的な小麦肌がとってもプリティーなコンビですね!
「そうにゃん」様は、島田フミカネ ART WORKSの二人を設定のカラーリングに自身のアレンジを加えられて表現されております。分かりやすいのがアルシアの腕で、メカ腕のモールドが「銀色」で塗られているのが確認できます。島田フミカネ ART WORKSでは「黒色」で塗られていますが、黒で塗ってしまうとメカ要素が沈んでしまうため、敢えて目立つ色を塗ることでメカ要素をアピールしていますね。
ご存知の方はお分かりと思いますが、2体とも「アルシア」であるため装備品はそれぞれのモチーフ武器にされているほかに、違いをより明確にするためアナザーカラーver.はショートヘアにカスタムされております。
二人のカラーリングも「そうにゃん」様の丁寧な塗装技術で細かく表現されていて、服のシワや髪の毛のモールドなど柔らかいシェーディングで、フミカネ ART WORKSのイメージを見事に表現されております。武装している出で立ちとは裏腹に、とても可愛らしく仕上げられていますね!
さて、今回のご紹介はここまで!
今後もコンテストの参加作品を順次ご紹介してまいります。次回を是非お楽しみに!