皆さんこんにちは!
ホビー天国2-3階担当スタッフです!
「ファレホペイントコンテスト2」の後半戦もいよいよ作品締め切りが近くなってきました!
しかしまだ制作時間はあります!迷われている人は、1作品エントリーしてみませんか?皆様の作品を是非お待ちしております!
それでは「ファレホペイントコンテスト2」作品紹介に移らせていただきます!今回も様々な力作が登場していますので、皆様是非ご覧下さい!
■エントリーNo.007
スタッフコメント:これはまた懐かしいレジンキットの作品が登場です!ご存知の方はかなりの模型長者ですね!アニメ 機動戦艦ナデシコよりクルシマ製作所 1/2.5胸像シリーズ ホシノ・ルリが、ガールズフィギュア部門にてエントリーです。
「まっしろならむね」様は、カラースプレー(缶スプレー)と筆塗りで作品を仕上げられており、白・肌・オレンジ色の箇所にカラースプレーを使用され、それ以外は筆塗りで塗装されたとのことです。
アニメキャラのイメージとして「肌や衣装にムラを出したくない」との想いからカラースプレーを選ばれたそうで、顔、シャツ、制服にはムラがなく綺麗に仕上げられているのがわかります。
またアニメ公式のセル画イラストを参考にして、髪や眼、胸のロゴマーク、黒色部分などを筆塗りで仕上げられたとのことです。ネルガルロゴマークの難しい曲線やルリの眼を、アニメのイメージどおりに描き込まれていますね!
ルリの中では一番塗装面積が広く、塗り分けが複雑な髪の毛部分ですが、ハイライト・ベース・シャドウの色分けがしっかりとつけられているのが分かります。
ご本人様より「髪の質感を頑張った」とのコメントをいただいているとおり、絶妙な色加減に加えてセルアニメ独特の陰影を忠実に再現されていますね!
■エントリーNo.008
スタッフコメント:アニメで人気を博した鬼滅の刃より主役キャラクターのひとりが登場。バンダイ 鬼滅模型 嘴平伊之助がフリー部門にてエントリーです。
「M」様のファレホ使用率は30%となっており、猪の被り物をファレホ ゲームカラーで筆塗りされたとのことです。ゲームカラー ボーンホワイトとウルフグレイを使われており、重ね塗りを繰り返して塗装されております。ウルフグレイの塗りこみによる深みとボーンホワイトのドライブラシ加減が、まるで猪の毛並みのような表現を生み出していますね。
アニメ設定を意識して配色されており、猪の被り物以外をラッカー塗料で仕上げられているとのことです。特徴的な二刀の光沢ある刀は、黒色の刀身に銀色の刃となる色選びをされており、刀らしさを表現しています。
また肌色部分にはつや消しコーティングをされておりマットな肌の質感を表現し、つやの違いを利用して衣装との区別を明確にしたアクセントをつけた作品となっております。
■エントリーNo.009
スタッフコメント:人気映画「スターウォーズ」よりバンダイ 1/72 Xウィング・スターファイターが登場。エピソード4でルーク・スカイウォーカーが搭乗した機体をウェザリング塗装で仕上げており、ジオラマ風台座との組み合わせにより劇中シーンをイメージした作品となっています。
「シロネコ」様は、なんと今回初めてエアブラシによる全塗装とウェザリングにチャレンジされたそうです!機体のカラーリングが綺麗に色分けされていて、エアブラシで丁寧に塗られています。ウェザリング塗装も機体の「すす汚れ」が効果的に塗られており、劇中さながらのリアルな出来栄えとなっております!初めてのウェザリング塗装でここまで仕上げられる「シロネコ」様のセンスは素晴らしいですね!
機体表面の「黒いチッピング」にファレホを使われており、SFならではの「宇宙ウェザリング」を効果的に使われています。機体のスス汚れとチッピングのアクセントが、劇中の戦闘シーンを思い浮かばせるリアルな仕上がりとなっております!
■エントリーNo.010
スタッフコメント:バンダイキャンディ ガンダムアーティファクト第一弾よりナイチンゲールが登場!ウェザリング塗装で仕上げられた作品となっております。
尚、アーティファクト作品はこれで2作品目のエントリーです。
ファレホ使用率は90%で、コーティング以外は全てファレホで筆塗りされた作品になります。
下地に黒色サーフェイサーを使われた「黒立ち上げ」塗装となっており、上からファレホを塗られております。「amちー[ALC]」様は、ファレホを使われたのが今回の作品で初めてとのことですが、初手でファレホのムラの出にくさを見抜かれており、塗装に活かされております。筆ムラのないきれいな面に仕上げられていることから、「amちー[ALC]」様の筆塗りの基礎技術が高いことがわかりますね!
塗装は、ウェザリング塗装とチッピング塗装を併用されていて、戦闘による汚れや塗装の剥がれた感じを表現し、メカモデルの完成度が高められています。
またスミ入れはされておらず、下地に使われた黒色をそのまま使用しているため、溝には自然なモールドラインが表現されております。これは黒立ち上げ塗装の利点で、モールドを塗りつぶさないように塗ると「スミ入れなしでもモールドが分かる」ようになり、amちー[ALC]様のように自然な溝を残して塗ることができるのです!
仕上げには、きめ細かいツヤ消し粒子が特徴のガイアノーツ EXフラットクリアーを使われていて、作品全体がツヤの均一化と滑らかさを持ちつつ、落ち着いた雰囲気に仕上がっております。
■エントリーNo.011
スタッフコメント:続きまして、同じくamちー[ALC]様の作品をご紹介させていただきます。バンダイ ガンプラHGUCよりグフカスタムが登場。制作者独自のif設定によるMSカラーバリエーション作品となります。
ファレホのモデルカラー、ゲームカラー、メカカラーを使われており、メインカラーには帆船色の様な黄色っぽい白色を塗られています。こちらもウェザリング塗装とチッピング塗装を併用されているほか、新たに雨垂れ跡(ストレーキング)も肩や腕、腹などに追加された作品となっております。全身のチッピングやストレーキングと合わせて見ると、時間経過が楽しめる仕上がりとなっております。
背面もしっかりウェザリングがされていて、前面に比べるとチッピングは少なめでストレーキングが多く見られる仕上がりになっています。特に脚のふくらはぎなどは、パネルラインに沿った錆の塗りこみや、筆塗りの縦筋を利用したウェザリングと相まって、絶妙な錆表現のストレーキングが楽しめます!
さて、今回のご紹介はここまで!
今後もコンテストの参加作品を順次ご紹介してまいります。次回を是非お楽しみに!
ファレホペイントコンテストの作品エントリーは2024年2月4日(日)まで受け付けております。
今まで参加してくださっていた方はもちろん、初めて参加される方も初心者~上級者までどなたでも参加OK!ご興味のある方は奮ってご参加下さい!
詳しい参加規約は、店舗スタッフにご確認いただくか、参加申込用紙やVOLKS HOBBY Blogにてご確認下さい。
それでは皆様のご来店をスタッフ一同心よりお待ちしております!