皆さんこんにちは!
ホビー天国2-3階担当スタッフです!
ファレホペイントコンテストはひと段落しましたが、ご紹介できていない作品はまだまだたくさんございます!
必ず最後までご紹介いたしますので、ぜひともお付き合い下さいませ!
今回も様々な力作が登場しています。
それでは「ファレホペイントコンテスト作品紹介⑧」ぜひご覧下さい!
■エントリーNo.031
スタッフコメント:「魚釣り」を題材とした古き良き日本の漫画・アニメ作品「釣りキチ三平」が、イベントディーラー「ひなもり」様の作品を使用してフリー部門での登場。
今回のファレホペイントコンテストで「最優秀賞」を受賞した作品です!
「トマロウ@左腕」様は今回2作品目の参加、今度は美少女フィギュアとはうって変わって「美少年&美青年」フィギュアでのエントリーとなります!
製作期間は1ヶ月ほど。2体のフィギュアに加えて、十分なベースの作りこみがある大作となります!「釣りキチ三平」自体は古い作品ですが、その古さを感じさせない柔らかいタッチとクリアな塗装。現代版「釣りキチ三平」といった表現でしょうか!
ベースの川岸が本当に良く作り込まれており、岩、草、小石などのリアルさと模型的な誇張表現のバランスが絶妙な配置!フィギュアジオラマで起こりえる「実写とのアンバランス感」を見事にマッチさせています。
「原作イメージ」を崩さないフィギュアのクリアな塗装に加え、柔らかな肌の質感表現により、古いイメージを感じさせない作品へと仕上がっております!
この度は最優秀賞の受賞、本当におめでとうございます!!
■エントリーNo.032
スタッフコメント:フリー部門より、6月~9月ごろに本州、四国、九州にかけて見られる昆虫「チョウトンボ」が登場です。主に挺水植物の茂る池沼などに生息。飛び方がチョウのようにヒラヒラと舞うことが名前の由来だとか。
家の近くに水辺がない小生にとっては珍しい昆虫。ファレホ筆塗り作品になります。
製作期間は一週間ほど。チョウトンボの生息地域をそのまま切り取ったかのような雰囲気が魅力的な作品ですね。
体の特徴ある色彩「青紫色と黒色」がうまく表現されており、遠目から見るとまさにリアル!
ベースの水辺の表現は、ファレホのジオラマエフェクトを使用した意欲作品とのこと。静かな水辺の表現がとてもよく出ていますね。
製作者はジオラマエフェクトを練習中との事なので、使い込んだ今後のに期待大です!
■エントリーNo.033
スタッフコメント:バンダイ MG 1/100 リック・ドムを使用した 作品が登場。皆さんお馴染みのガンプラ作品ですが、こちらはフリー部門でのエントリーとなります。
「たいちょう」様はいつもコンテストにエントリーしてくださるご常連様です。今回もご参加ありがとうございます!
アニメ 機動戦士ガンダムに登場しているロボットでこちらは宇宙用のリック・ドム、カラーリングに少しアレンジが入ってますね。ドム自体はその特徴的なフォルムからご存知の方も多いのではないでしょうか。
ファレホ特有のつや消し仕上がりを、あえて反しての光沢仕上げ。全体につやがいい感じに出ていますね。
1/100サイズのビッグスケールならではの迫力の塗装となっております!光沢には、通常の光沢とラメのような粒子が混ざった光沢で塗装されており、両者を使い分けて単調にならない仕上がりにしていますね。
■エントリーNo.034
スタッフコメント:ロボ、メカ部門より、バンダイ ガンプラ HGUC 1/144 ギラ・ドーガ(レズン・シュナイダー専用機)
MGリック・ドムに続いて「たいちょう」様の作品となります。いつも素敵な作品ありがとうございます!
製作期間は1ヶ月程。カラーリングは原作「機動戦士ガンダム 逆襲のシャア」オリジナル寄りとなっており、つや消しでの仕上げ。全体的に落ち着いた雰囲気となっておます。
機体表面の塗装はムラがなく綺麗に仕上げられているため、プラモデルのエッジが引き立っており、立体栄えする仕上がりとなっております。
こちらは濃いブルーの部分にラメ模様が入っており、光が当たると煌めきが発色。こちらも単調な塗装にならない工夫されているのは流石ですね!
動力パイプの金色がポイント塗装として目を引いております。ガンダムマーカーによる塗装との事。つや消し仕上げの中に一部だけメタリックを混ぜる事による全体の情報量の増加、色数が少なくとも脳裏に残るグッドな色彩テクニックですね!
■エントリーNo.035
スタッフコメント:ロボ、メカ部門より、マックスファクトリー PLAMAX 魔神英雄伝ワタル「セカンドガン&サードガン」が登場!
アニメ 魔神英雄伝ワタルに登場するロボット。80年代後半はセルアニメのため、画面上でも設定でも色数が非常に少なめでした。しかし本作品では機体表面の光沢感がハイライトを表現し、あたかもアニメ画面からそのまま出てきたかのような素晴らしい立体的な仕上がりを見せています!
シンプルなものほど荒が目立ってしまうため、基礎を軸に仕上げるとなると意外と難しいものです。こちらは2体とも表面処理から塗装の一つ一つまで非常に丁寧に仕上げられているため、綺麗な光沢に加え、陰影もしっかりとついて立体感が出ています!ハッキシ言って、シンプル・イズ・ベストな作品ですね!
■エントリーNo.036
スタッフコメント:イベントディーラー「ザリの巣」様のガレージキット作品を使用しての、ガールズフィギュア部門にてエントリー。バーチャルYouTuver(Vtuber)より「月ノ美兎」が地雷系衣装にて登場です。
フィギュア作品の多くは水転写式の「デカール」を使用していますが、本作品は手描きでアイペイントにチャレンジしたとの事。マユを顰めた困り顔が良く描けていて表情が出ていますね。
製作期間は2週間ほど。色合いはシンプルながら綺麗に塗装されていて、地雷系ならではのゴシックっぽいミステリアスな雰囲気が出ていますね。フィギュア全体をつや消しで塗装、シューズを光沢にしているところに忠実さを感じます!
■エントリーNo.037
スタッフコメント:ミニチュアフィギュア部門より、Big Child Creatives 剣鬼アラーナが登場です。カラーリングはオリジナルパッケージとは違ったアレンジ塗装で仕上げています。
オリジナルと比べると色彩が髪、肌、衣装と全てが変更されていますが、違和感を感じさせない色使いにセンスを感じます。肌の陰影に紫を使用しているあたりが通ですね!実はフィギュア塗装は今回が初挑戦だとか!初手でこの出来栄え、次回作に期待が高まります!
また小物の塗りにも気配りがあり、ハイライトを捉えた重厚な金属の表現が良く出ていて実にリアリティ!刀身の陰影や傷跡もカッコイイ!名前の通り、歴戦の勇士が伺えますね。
ベースのクラック表現はシタデルカラーを使用したとの事。単調にならない表現が見る者を飽きさせないポイントになっていますね。
■エントリーNo.038
スタッフコメント:続きまして同じく「かか」様の作品をご紹介。フリー部門よりスペインのCORVUS BELLI社からミニチュアゲームInfinityのゲームユニットが登場。
今回フリー部門におきまして金賞を受賞した作品となります!
「かか」様はメカ系塗装が本場との事でしたが、見事その腕が唸りましたね!おめでとうございます!
写真ではわかりずらいですが、大きさは75mmほど!その繊細なメカニカルなモールドや細かいパーツにも塗り分けからグラデーション、ハイライトをしっかりと描き込んでいる巧みな筆さばきは流石の腕前です!
重ね塗りから表現される陰影は素晴らしいほど立体表現がでていて、外装甲の柔らかい赤の金属グラデーションと、機体内側のキレのあるハイライトが絶妙なメリハリを出しています!
そしてジオラマ風台座がポイント!作りこまれたマットな地面の表現が光沢表現の機体とのバランスがとても良く、素晴らしい作品へと仕上がっております!
■エントリーNo.039
スタッフコメント:ガールズフィギュア部門より、左手工房 妹子 胸像がエントリー。オリジナルパッケージ塗装と比べると、髪の色が明るめの茶色に変更、制服のラインはモールドを活かして1本へと変えてあります。
エアブラシ塗装にチャレンジした意欲作品。髪の毛はエアブラシならではのグラデーションで、ブラウンからオレンジへの綺麗な髪の毛を演出していますね。エアブラシを使用した今後の作品に期待が高まります。
瞳もしっかりと塗られていて、黒目の中には黄、茶、こげ茶の3色が使用されています。瞳のつやも光沢クリアでしっかり仕上げられていますね。またオリジナルにはない泣きぼくろもポイントの一つです。
■エントリーNo.040
スタッフコメント:バンダイ ガンプラ HGBF 1/144 グフR35を使用したミキシング作品が、ロボ、メカ部門にてエントリーです。ガンプラブームを再燃させたアニメ ガンダムビルドファイターズに出てきそうな重武装機体です!
「ジャブロー」はガンダム作品に登場する軍事基地ですが、その場所が南米アマゾン川流域の地下に存在するため、基地の地上部は広大なジャングル地帯となっている設定である。この機体に施された大胆な塗りとカラーリングは、広大なジャングル地帯においては実に有効そうですね。森林における配色をしっかりと心得ていますね。
全身に散りばめられた銀チョロ塗装も、幾度も出撃している証が伺えます。腕や足に引かれているラインがリアルタイプカラーを彷彿とさせていて、実にマニア心を掴んできますね。
さて、今回のご紹介はここまで!
まだまだご紹介する作品が多数ございますので是非次回をお楽しみに!