みなさんこんにちは!
ホビー天国2、3階スタッフです!
今回は3/26(日)に行った「ワールドミニズ筆塗り実演」のレポートをご紹介します!
ボークスではおなじみの水性塗料「ファレホ」を使い、ビッグチャイルド社の「キャプテングレート・ヘルム」を筆塗り塗装!
まず目標として、海外ペインターのような明暗がハッキリしたコントラスト強めの塗りを目指しました。
10㎝に満たない小さなモデルに、より立体感を引き立たせるような塗装が出来たら楽しいですね。
最初に塗装前の下準備として、各パーツが問題なく組み上がるかの仮組みチェック。
そして「造形村 キャストクリン [離型剤落とし専用]スプレー」を使用してパーツの洗浄。
下地にはファレホの「サーフェイサープライマー・ブラック」を塗装しました。
補足ですが、瞬間接着剤でしっかりとパーツ同士が接着出来るよう、下地のサーフェイサープライマーを吹く前に、接着部分に塗料が付かないようにマスキングしておくと良いですね。(白い部分がマスキングした所)
組み上げが終わったら、いよいよ本塗装に入りましょう!
テーマとして決めた明暗のハッキリした塗り方をするには、光がどのように当たり、どこが明るく、または暗くなるのかのイメージが必要です。
と言っても、いきなり頭のなかでそれを行うのは難しいですよね。イメージをしやすくするには、実際に光を当ててみるのが一番分かりやすいのではないかと、私は思いました。
そこで登場するお助けアイテム! LEDミニライトです!
自分が塗ってみたいと思う明暗になるよう、ライトをいろいろな角度から当ててみましょう。
今回はミニチュア塗装で一般的な「左上光源」を光源位置として意識しました。
顔に当たる光の明暗は、この写真の状態でイメージを決めています。
頭の羽根飾りなどにも光を当てていき、ここが白くなる(光が強く当たる)、ここが暗くなる(光の影が出来る)といった感覚をつかんでみてください。
しばらくライトで照らす事をしているうちに、光の当たり方がイメージしやすくなると思います。
イメージがまとまったら、今度こそ塗装へ!
ミニチュア塗装で使う筆は「造形村スペシャルブラシ ZM05」がお気に入りです。
穂先のまとまりが良く、細かい部分も気持ちよく塗れる筆ですね。
どの筆を使ったらいいのか分からないという方に、ぜひオススメしたいです。
とりあえず実演中に塗れたのはここまで!
肌やヒゲなど、各部位ごとに暗い色から明るい色への順番で、グラデーションをかけながら塗っていきました。
私は一発で完成させようとせず、塗りながら調整していく気持ちで進めています。一通り全体を塗り終わったあと、バランスを見ながら色を加えたり、コントラストの幅を整えていきます。
いかがでしたでしょうか。初心者でもすぐに目で見て分かる明暗イメージのつかみ方をご紹介しました。
ミニチュア塗装の第一歩を踏み出すサポートになれば、嬉しく思います。
色選びや筆のタッチなど、塗る人によって個性が出るのもおもしろいところです。
みなさんも、ぜひ自分なりのワールドミニズを楽しんでみてください!
一回ではまだまだ塗り終わっておらず、延長戦という事で4月2日(日)13時~の実演にて塗装の続きを行う予定です。
ミニチュア塗装にご興味のある方は、ホビー天国2の3階にてお待ちしております!